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劇場版ポケットモンスター みんなの物語

2018-09-04 22:41:19 | 映画

先月の盆明けの休みに、子どもたちを連れて映画を観に行った。

アニメ映画、“劇場版ポケットモンスター みんなの物語”だ。

ポケモン映画21作目。

昨年上映された、キミにきめた!同様、

現在放映中のテレビアニメとは時間軸等の異なる設定でのストーリー。

 

 

 

今年もポケモンの夏がやってきた。

記事にしている現在、9月に突入してしまい、秋になるけれど・・・。

はじめて映画のチラシを目にしたとき、

サトシ&ピカチュウと対峙して手前に写る、

若い女性のラインに、「おっ!」ってなった。

なんだか魅力的な女性キャラが登場しそうだ・・・。

もうそれだけで観に行く気満々に。

 

前売り特典でルギアがもらえる。

今回は期限切れでもらいそびれないようにしなくては・・・。

 

今作は主人公がサトシ&ピカチュウだけじゃあない。

女子高生におっさん、それにおばあちゃんまで、

老若男女が数人、それぞれのキャラクターが活躍するというストーリー。

タイトルの、“みんなの物語”は、そういうことなのだろう。

最初に見たチラシの若い女性は、主要キャラのなかでも筆頭クラスだと思われる女子高生だった。

 

入場特典でもらえた、ゼラオラのガオーレディスク。

昨年と一昨年もらった、マギアナとピカチュウのもどこかに放置したままだ。 

 

夏休み中の息子を連れて、ポケモンを観に行くのも毎年恒例。

だが今年は、なんと娘も一緒に行くことに!

子ども二人そろって映画を観に行くなんて何年ぶりだろうか。

 

旅を続けるサトシ(松本梨香)とピカチュウ(大谷育江)が立ち寄ったのは、

人とポケモンが風とともに暮らす街、フウラシティ。

フウラシティは風の力で豊かになり、また風の力を頼りにしている。

かつては痩せていたこの地に、

絶えず風を起こして豊かにしてくれたのは、伝説のポケモン、ルギア。

フウラシティでは年に一度、ルギアを迎える風祭りが盛大に開催され、

世界中から観光客やポケモントレーナー達が集まっていた。

 

 

フウラシティの市長の家。

祭りを楽しみにしている娘、ラルゴ(芦田愛菜)が二階から父親を見送る。

オリバー市長(山寺宏一)は祭りの運営責任者として出かけていく。

父親が出かけたのを確認したラルゴは、入ってはいけないとされている山へ向かう。

“ゼラオラの呪い”がかかっているとされる その山へ、ラルゴはこっそり食べ物を運ぶ。

父親に内緒で、傷ついたあるポケモンを気遣っていた。

 

 

女子高生のリサ(川栄李奈)。

かつて陸上部に所属していて、地区大会でチャンピオンにもなった実力を持つ。

だが、ケガが原因で走ることをやめていた。

入院中の弟、リク(中川翔子)の見舞いに行くと、

フウラシティに行って、あるポケモンをゲットして欲しいとリクから懇願される。

ポケモン素人のリサはそれを拒むが、プレゼントされたサングラスに釣られ、

リクの要望を受け容れ、モンスターボールを手にフウラシティへ―。

 

 

フウラシティのお祭り広場、

姪っ子を連れて、意気揚々と自慢話をする男、カガチ(大倉孝二)。

縁日でピッチングの腕前を披露し、景品をゲットし姪っ子にプレゼント。

姪っ子からのポケモンの問いにも、饒舌に答える。

だが、本当はポケモンなんて所有していない素人トレーナー。

だが姪っ子への見栄から、嘘を重ねてしまい、

祭りのイベント、ポケモンゲットバトルに参加するハメに・・・。

 

 

ポケモン研究所で悩み苦しむ、内気な研究員、トリト(濱田岳)。

祭りのイベントで、自身の研究を発表するのだが、

内気なトリトにはそれができず、代わりに発表してくれる人を探していた。

そんなとき街中で見かけた、大勢の前で大見得きって話しをする男の姿。

デタラメで嘘ばかりの男、カガチだった。

トリトはカガチに研究発表を依頼することに決める。

 

 

街でやたらポケモンに付きまとわれる老婆、ヒスイ(野沢雅子)。

かつての悲しい出来事以来、ポケモンを避けるようになった。

しかし、なぜかポケモン達がヒスイの元へ寄ってくる。

トリトの開発した薬品が衣服にかかったのが原因。

その効果を消してもらおうと、トリトの研究室へと向かう。

 

 

サトシとピカチュウを付け狙う、ロケット団の一味。

彼らもまた、フウラシティへとやってきていた。

大勢の人で賑わう光景を見て、ひと儲けしようと企み、

トリトの研究室へと忍び込み、とある薬品を盗み出す。

その薬品が原因でフウラシティが煙に飲まれる。

街の一大事に、オリバー市長は祭りの中断を決定。

市民や観光客の避難誘導と、煙の原因究明に乗り出す。

 

 

そんな騒ぎのなか、祭りのシンボルである聖火が何者かに奪われてしまう。

聖火はルギアが風を送るための目印となる大切なもの。

その聖火が奪われたことにより、絶えず吹いていた風が停止してしまう。

風の力によって機能していたフウラシティは、

電力供給がストップし、街はさらに混乱に陥ってしまう。

 

 

騒ぎの渦中に居たサトシとピカチュウ。

煙を抑えるための薬品を急ピッチで開発するトリト。

かつての人力発電を起動させようとするヒスイ。

姪っ子に嘘がばれ、出まかせばかりの自身を省みて、事件の解決に積極的に乗り出すカガチ。

奪い返した聖火を元の場所に戻すため、再び走りだしたリサ。

それぞれが必死になって、フウラシティを守ろうとする。

 

 

 

なかなか面白かった。

前作よりはずっと面白かった。

主要キャラ多数で、雑多としてまとまりがなくなるのではなかろうかと思っていたが、

それぞれのキャラがちゃんと立っていて、そしてきちんと繋がっていてよかった。

これまでにないようなストーリーで、監督交代も功を奏したのかもしれない。

ただ、時代なのか、ユーチューバーを模したポケチューバーだけはいただけない。

あれは要らないキャラ。

でも居なきゃストーリーが成立しなかったか。

 

 

毎回居るゲスト声優たちだが、

今回は皆すばらしかった。

ただ、芦田愛菜ちゃんだけは、上手過ぎて違和感。

ラルゴの年齢というか幼女の見た目に対して饒舌過ぎなように感じた。

もうちょっと、たどたどしさがあってもいいのに。

 

カガチの大倉孝二さんがよかった。

山寺さんのように、てっきり ちゃんとした声優さんだとばかり思っていた。

カガチのキャラクターも良かった。

元来おっさんキャラ好きの自分にとって、このキャラクターはお気に入り。

序盤で姪っ子にピッチングの腕前を披露するシーンが、終盤の彼の活躍の伏線になっている。

 

 

そのカガチの姪っ子、リリィちゃん。

どう見ても、ポケットモンスター サン/ムーンに登場する四天王のアセロラちゃんなのだが・・・。

そういうとヒスイさんも初代四天王のキクコに見えてしまうし、

トリトに至っては、ブラック/ホワイトの大ボスだった、Nに見えてしまう。

 

ポケモン達は一部をのぞいて、基本、金/銀までの、いわゆる第二世代までのものが登場。

そんななか、ウルトラサン/ウルトラムーンから登場した伝説のポケモン、ゼラオラ。

見た感じ、でんき/かくとうタイプかな?

これ、ルカリオのダッシュ・ファイターとして、スマブラ新作に登場しそう・・・?

ルカリオに体型や容姿、動きがなんとなく似てるし、流用できそうじゃない?

 

 

そうそう、そのゼラオラ。

劇場でプレゼントされるのだったが、3DS本体は持ってきていたのに、挿していたのはポケモンX・・・。

ムーンを持ってくるのを忘れてしまったため、ゼラオラもらえないや・・・ってがっかりしたが、

ゼラオラがもらえる対象ソフト、ウルトラサンとウルトラムーンだった。

ムーン持ってきていても、けっきょくもらえなかったんだ。

息子はゲーム一式、未だに母親から没収中なので、どうにもならず。

 

そんな息子が観終わってひとこと。

「ルギアっち、伝説のポケモンのくせに方向音痴なんやね。」

目印の聖火が失われると、フウラシティの場所が判らなくなり、風が送れなくなる・・・確かに。

子どもの視点は、ときに的確で鋭くてエグイ。

 

ホウオウ,ルギアときて、次回はカイオーガ辺りが主要ポケモンかな?

そう思っていると、みゅ・・ミュウツーだと!?

ミュウツー好きとしては、これもまた観なきゃいけないじゃないか!

声優はどっちなのかな?

 

購入したリサ&イーブィのアクリルスタンドフュギュア。

カガチ&ウソッキーが欲しかったのに、なぜない!

 

 

購入した手ぬぐい。

カビゴンとゲンガー。

色合いがしぶくて気に入っている。

 

 

  



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