
先々月末、4月の終わり。
仕事を早めにあがって、年一度の健康診断を受けに、
勤務先が指定する病院へと向かった。
視力,聴力,体重・身長・胴周りの測定,
尿検査,血液検査,心電図,レントゲン、そして医師の問診を受けた。
それから2週間ほど経った先月半ば。
右腕の肘裏を見てギョッとする。
うわ!色が黄色くなっちょう!!
採血された場所が気味悪く黄色に変色していたのだ。
今回、採血されたとき、翌日に内出血したような痕が見られた。
右腕肘裏の採血した個所が斑模様にうっ血していた。
あんな、くっきりと血管見えていたのに、針刺すときにミスった?
看護師さんが採血ヘタだったんだろうな。
当初、そんなふうに思っていた。
ところがこれが、10日くらいで黒ずんだアザに変わった。
そしてその黒ずみが、二週間くらいで黄疸のような黄色に変色したのだ。
これまで採血だの献血だのして、こんなふうになったことはなかった。
これは・・・ヤバイんじゃなかろうか?
そんなとき妹がうちにやってきた。
看護師をやっている妹に患部を診てもらえば、この肘裏の症状が判るはず!
で、妹に簡単にいきさつを言って、黄色く変色した肘裏を見せようとしたら、
「それ、年で血管が弱くなっちょうだけたい!」
患部を診るまでもなく、笑いながら強めにそう言ってきた。
え!?
血管が年とって弱っただと・・・!
「黄色くなったんやったらもう治りよう証拠たい、もすうぐ消えるばい。」
妹が言ったとおり、その翌日には黄色のアザはきれいに消えていた。
妹が言うに、血管自体の自己修復機能が低下して内出血し、
その痕が残っていただけとのこと。
若いうちだと、注射針で穴の開いた血管もすぐに修復して、
内出血もアザにならない軽度で済むのが、年齢とともにその機能が低下してしまい、
修復に時間がかかって内出血が多くなり、結果、しばらくアザができてしまうのだという。
40を過ぎ、またひとつ自身の老化を認めざるをえない事象に遭遇してしまった。
ちょっとショック・・・。
白髪が増えてきた。
ヒゲにも白いのが増えてきた。
まぶたがなんとなくたるんできた。
揚げものが大量に食えなくなってきた。
エロいグラビアを見ても反応しなくなってきた。
知っていて当たり前の事がフッと出て来なかったりしてきた。
柵やガードレール、またげずに足を引っ掛けることが多くなってきた。
まだ体力の衰えを感じるとか、シワやシミが出てきたとか、
老眼が出てきたとか、そういうのはないので本格的ではないと思う。
だが、着実に老化が進んでいるなと実感する。
来年は上の子も高校生。
早けりゃ、もう5年くらいで孫ができてもおかしくない。
そりゃ妥当な年ではあると思うけれど、なんとなく認めたくないし、
まだまだ、そうなりたくないなあって気持ちもある。
そんな複雑な思いに駆られた、健康診断だった。
あ、肝心の健康診断の結果、尿の再検査を薦められた。
蛋白尿陽性(++)とかで、よう解らんがやばいらしい。
あとは“軽度の脂質異常を認めます。食事療法にて経過観察としてください。”と書かれてた。
意味がよく解らないんだけど、平たく言うと、若干太り気味ってことでいいのかな?
体重やら胴周りやらは平均値の範囲内だけど、血中コレステロールが少し高めみたいだ。
んで、やっぱり指摘されたのが、ばね指をちゃんと治せとの指示。
もう長期休職は嫌だし、こればっかりは厳しいかな。
ブリーフ&トランクス/私の考える老化現象
大好きなバカデュオ、ブリーフ&トランクスの1st.アルバム“ブリトラ”収録曲。
聴き直してみたけれど、さすがにこれはジジイ向けの歌だった。
歯根嚢胞の記事は相変わらず大盛況ですね。
人は血管と共に老いる。
と言われていますがこれは事実だと思います。
まあそれでも必ず内出血するとも限りませんので、今回は多分採血する人が上手くなかったか、その後の圧迫に原因が有りそうです。
押しすぎてて内出血したかもしれませんし、予防注射と勘違いして無意識に揉む人がたまにいますがあれは青アザの元です。
圧迫テープを貼る位置がズレている場合も逆効果です。血管の穴の真上じゃなかったら血が溢れ出てきますので。
たぶん大丈夫と思いますが、血小板の値が低くないかだけは見ておいて下さいね。万一それが原因だと血管の壁修復ができないために漏れ出てきた事になりますので。
コレステロール引っかかりましたか~
これはしかたがないですね。
ステロールというのはステロイドホルモンの原料になるものですが副腎ホルモンや性ホルモンなどがそれです。
グラビアを見ても・・・の下りとも連動しているわけです。
それらの分泌が落ちるという事は原料の消費も落ちるので、同じ量を摂取していても今までよりも売れ残りが増えてしまう。
女性はもっと典型的で、今まで低コレステロールだったのに、「閉経」を境に高脂血症に。
あんなにハッキリと突き付けられる過渡期に比べたら、男性の老化の方が悲しさは緩いと思います。
健診の正常範囲はかなり厳しめに設定されていますので、その書かれ方でしたら大した事はないでしょう。
具体的には悪玉LDLが140から引っかかりますが、150~160くらいなら様子見で。180辺りから薬飲むべきか否か境界にさしかかり、200超えしていたら飲みましょう。
ってのが一般的かな。
蛋白尿。これも健康な人でも時々出てしまいます。
大抵は疲労蓄積時や風邪気味の時、あと検査前に走ったり階段を駆け上がったり降りたりして物理的に腎臓を揺らしてしまうとタンパク下りてきます。
なので原則はまだ活動する前の起床時の尿を採取するのが理想的。
プラマイか1+なら放置でも良いのですが、2+は微妙ですね。念のために日を改めて再検した方が良いでしょう。何回やっても出る場合はおかしいので、腎臓が痛んでないか要精検です。
バネ指はやはりそのままですか。
まあ整形外科的疾患は命に関わるものではないですから、結局は日常生活への支障が耐え難いものか、まあ付き合える程度のものか。で自分で決定しますよね。
いつまでも何も引っかからない。なんて人はまず居ませんのでこれはある程度諦観するしかないでしょうね。
「なんでこんなになるまで放っておいたんだ!」って事態だけは避けなきゃいけませんので、
バグが出るのはしかたがない。でも早期に逐一処理していく。
って心構えで行くのが良いかなと思います。
コメントありがとうございます。
というか、いろいろ詳細アドバイスありがとうございます。
やっつけ仕事でササッと終わらす当事の問診医師なんかより、
よっぽど親身になってくれるので助かります。
色々と訊きたいことあっても、「こっちは忙しいんだ、後がつかえてんだ、
アンタは大丈夫だからサッサと行ってください。」
オーラ出してるから訊けないんですよね。
そういえば今回、採血した後に丸いの貼られただけで、
いつも「押さえててください。」みたいなこと言われていたと思うのですが、
今回何も言われなかったので、
この丸いヤツはその必要がないやつなんだなと勝手に解釈して特に押さえなかったし、
この後買い物に立ち寄り、半袖着ていて丸いヤツが格好悪いんで、
もう血止まってるしいいやって、すぐに引っぺがしちゃったのですが、
それがいけなかったのかな?
ちなみに血小板数は22ってなってます。
尿蛋白は自分でも、たぶんそうだろうと思っていたのですが、
この日は朝から激務で汗だくで、排尿は起床時のみ。
ギリギリまで仕事していて、指定の時間までに病院へ滑り込み、
汗だくで息切れしながら、出ない尿を絞り出した格好で、
もう色からして、まともではないなと感じておりました。
とても平常時の検査結果とはいえないと思うので再検査はいいやろ・・・なんて思っています。
血中コレステロールは、LDLってのが144ってなっていて、
微妙に基準値上限を超えています。
これがやんわり注意された理由かもしれません。
確かに健康的な食事を摂っているとは言い難いので、
言われたとおり、それを改善する必要があるかなと思います。
自分の住んでいる町は40以上から、優待価格?で、
人間ドックやがん検診を受けさせてくれる支援制度があるので、
それ利用して人間ドックなるものを受けてみようかしらと思っています。
なんかボロボロ出てきそうで怖いですけどね。
歯根嚢胞の記事はアクセス数が増えれば増えるほど、
ブログ内のランキングとかにも掲載され、
検索エンジンでもより上位に表示されるようになるようです。
訪問者が増えるのは嬉しいのですが、あんな内容で申し訳ないなとつくづく思います・・・。