最初にそれを知ったのはいつ頃だったろうか・・・?
昨年秋ごろだったろうか?
大好きなゲーム、ファイナルファンタジーⅥ。
その主人公のひとりであり、ヒロインのひとりでもある、ティナ・ブランフォード。
そのリアルフィギュアを企画製作中で、もうじき予約開始というものだった。
映像混じりで知ったその情報に度肝を抜かされた。
SQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY Ⅵ 1/6 Scale
最初に観た動画。
度肝を抜かされた。
ファイナルファンタジー6 CM☆FINAL FANTASY Ⅵ スーパーファミコン FF6
実写版ティナが美しかった当時のCM。
今ほどCG技術が発達していなかった当時、
渋谷の町に突如現れる魔導アーマーの映像に驚かされた。
ティナといえば、魔導アーマー。
人間と幻獣との間に生まれた、生まれながらにして魔力を持った少女、ティナ。
魔法が失われてしまった世界で、ティナの魔力を軍事力に利用し、世界征服を企むガストラ帝国。
その研究課程で生まれた兵器、魔導アーマー。
ガストラ帝国の魔導士ケフカによって操られたティナが、
その魔導アーマーに搭乗し、圧倒的な火力で反乱を鎮圧し町々を制圧してゆく。
劇中オープニングから登場。
坑道の奥で発掘された、氷漬けの幻獣を奪わんと、炭坑都市ナルシェを襲撃する。
テレビCMにも、ティナ役に海外の無名少女が起用され話題になった。
魔導アーマーにまたがり、渋谷の町に現れるというシチュエーションだった。
パッケージデザインも、魔導アーマーにまたがる彼女のイラスト。
イラストレーターはもちろん、われらが天野喜孝氏。
天野喜孝氏のイラスト。
高校のとき必死にこのタッチを真似ようとしたが無理だった。
そんな天野喜孝氏の描いたティナと魔導アーマー。
その幻想的な雰囲気そのままに、立体化したとんでもないフィギュア。
ティナはもちろん、魔導アーマーの作り込みがえげつない。
細部にまで拘って作られた精巧なフィギュア。
実際のロボット工学だとか、そんなものは関係ない。
ただただ幻想的な、天野氏の描いたスチームパンクの世界観。
それが見事なまでに再現されたものだった。
ティナの髪色はゲームでは緑色をしているが、
このフィギュアでは天野氏デザインに忠実に、金髪となっている。
これは間違いなく買う。
この時点で販売価格は発表されていなかった。
価格を予想する。
ちょうどこの頃から、スケールフィギュアを買うようになっていた。
それまで食玩とかガシャポンとか、プライズ品のフィギュアなんかを
ヤフオクなんかで手に入れることはあったが、
メーカーから直接、スケールフィギュアを買うようになっていた。
魔導アーマーの作り込みも凄い。
三匹のモーグリも付属。
モグとモルルと・・・?
1/7スケールでおよそ2万円前後。
近年のフィギュアの価格高騰などを踏まえ、
またスクウェア・エニックスが前に販売した高額フィギュア、
ニーア・オート・マタのキャラ3体が並んだ、1/4フィギュアが35万円したこと。
スケールでは劣るとはいえ、ティナだけでなく、
複雑な造形かつ、大型になる魔導アーマー込み・・・。
全体的な大きさだと、ニーア・オート・マタのそれをも上回る。
40万~45万くらいだろうか?
もっとするかも・・・50万円までなら頑張って買う!!
先に販売された、スクウェア・エニックス マスターライン、
ニーア・オート・マタの1/4スケールフィギュア。
349,800円也!
SQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY Ⅵ 1/6 Scale/プレビューvol.2
つい先日観た動画。
天野氏が登場し、喜びのコメント。
この時点で、まだ販売価格は明かされておらず。
50万までなら・・・買う!!
そう意気込んで、いよいよ予約開始を迎えた。
―――。
販売価格、1,485,000円(税込)。
・・・。
・・・・・。
新車買えんじゃん・・・。
さすがに諦めた。
この値段でも躊躇なく買えるステータスが欲しかった・・・。
桁ひとつ見間違えたのかと思った・・・。
1/1スケール等身大綾波レイが1,851,000円だった。
それと比べると、ずっと小さいフィギュアなのだが・・・。
やはり魔導アーマーの作り込みに、これだけのコストがかかっているのだろうか?
全世界で600個限定販売。
日本国内では150個。
日本で150人の幸せ者が誕生するということ。
どうか自分と同じくらい、ティナを愛し、天野デザインを愛し、
古き良きFF好きのひとの手に渡って欲しい。
そして大切にして欲しい。
これはもうフィギュアなんて言ってはいけない。
公式の動画でも言っているように、“スタチュー”と言うべき。
間違いなく、現代の芸術作品だ。
本日11時から予約開始。
スクエニeストアに掲載されていた。
欲しかった・・・。
これは、凄い!
なんちゅー作り込みだ!
芸術作品だね。
しかし、100万超とは。。。
よっぽど作るのが大変だったんやろな。
ってか、たけさんの50万までなら買う!ってのも凄いが。
FF6やりたくなってきた!
凄い作り込みですよね。
元デザインの天野喜孝氏のイメージを踏襲しつつ、
しっかりFFⅥの世界観も再現されていて、ファンならば垂涎ものの逸品です。
いちフィギュアでなく、ひとつの世界を創っているジオラマであり、
これは紛れもなく芸術作品です。
そんななので、50万くらいならば是非手に入れたいと思っていました。
それくらいの価値はあると考えていましたし、
それくらいするだろうな・・・と予想しておりました。
・・・が、予想をはるかに上回る金額に玉砕しました・・・。
FFⅥはキャラクター総数はシリーズ随一(たぶん)、
ティナはじめ魅力あふれるキャラクターがたくさんいて、
それぞれに物語があり、感情移入してしまうこと間違いなし。
魔法が失われ、代わりに文明が発達した世界。
そのSF要素も取り入れた世界観が絶妙です。
植松伸夫氏の手がけた音楽も最高。
オペラのシーンは最高です。
そして憎むべき強大な敵の存在。
大陸がズタズタに引き裂かれ徹底的に破壊される世界。
散り散りになってしまう仲間。
荒廃した世界でひとり、絶望感と悲壮感のなか、
ひとりまたひとりと仲間と再会してゆく―。
SFC史上最高の神RPGかつ、
FF史上最高傑作と太鼓判を押す人も多い作品です。
機会があれば、ぜひプレイしてみてください。