はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

面白い話だなあ。

2020-08-26 09:53:56 | 日記
ある土曜日の昼下がり、バッタとカタツムリとムカデが、バッタの家でビールを楽しく飲んでいました。

ところが盛り上がっているさなかビールを切らしてしまい、誰かにビールを買いに行ってもらうことにしたのです。
カタツムリは言いました。
「僕が買いに行ってもいいんだけど、僕は遅いからなぁ。バッタ君、君ならこの近くのことは一番よく知ってるだろう?」

バッタは言いました。
「僕が行っても構わないよ。ただし、僕は跳んじゃうのでビールがシェイクされて、開けるころにはそこらじゅうにスプレーされちゃう。」

そこで遅くもなく、跳びもしないムカデがビールを買いに行くことになりました。バッタはムカデに、近所の酒屋へ行き方を説明します。

そしてムカデが出発してから1時間ほど経ちましたが、ちっとも帰ってくる様子がありません。
仕方ないのでカタツムリとバッタは、店までムカデを探しに行くことにしました。

すると・・・ムカデはすぐ見つかりました。
彼は家の玄関に座って、まだ靴を履いていたのです。



・・・・・落語ではむかでさんがワラジを履いている話がありましたね。