はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

ぬか喜び

2020-08-28 10:10:12 | 日記
実際のぬか喜びの意味とはちょっと違うと思いますが
あったかーいごはんに○○○・・・。
○○○にあてはまる文字はひとそれぞれちがうと思う。
キムチ?納豆?ぱりぱりの焼き海苔?うちではひところ、ぴよぴよライスというのが流行った。
ぴよぴよライス、すなわち生卵かけごはんは清貧グルメの第一位だった。かなり長いあいだね。
ところが良いことも悪いことも、同じ時代は長くは続かないというのが世の常だ。
我が家の清貧グルメ一位は最近ぬかづけにとって変わった。
あったかーいごはんにキューリのぬか漬け。 これでキマリである。

先日、と言っても1ヶ月ほど前、職場の同僚に季節の野菜のおしんこをもらって持ちかえった。
何気なく食卓に出したところ「うめー!」「超うめー」と子ども達がハイエナのように数分で食べ尽くしてしまった。
それを見て、しまった。悪いことをした。と思った。
子ども達の味覚はぬか漬けをおいしいと思わないのではと勝手に決めていたのだ。
野菜は野菜炒めかサラダあるいは煮物。漬物はたまに浅漬けの素で即席で作る程度だった。
ところが小学生の息子までぬか漬けを絶賛した。

これでは、日本人である子ども達にすまないと思った。
ごはんにつけもの。つけものにごはん。君たちがいてボクがいた。
同僚に”秘伝”のぬかみその種(?)をもらいうけ、苦節三週間・・・。
どうやらそれらしい味に近づくことができた。
今日もきゅうりをはじめ、大根、かぶ、キャベツがぬか床の中で浅き夢見て眠っている。
今日の夕飯はごはんに味噌汁、肉じゃがとつけものとつけものと・・・つけもの! ふぇっふぇっふぇっ・・・・・