世界の片隅からワンワン叫ぶ!

世界の片隅に住む黒ラブ・メイのブログです。保護犬のカール(ゴールデンレトリバー)は我が家の子になりました。

旬の味覚は最高!

2004年05月28日 | 黒ラブの日記
 最近、お散歩のときは、地面を探査して歩くようにしている。
真っ黒のサクランボが「食べて~」ってアタシを待ってるから。

ナッチは「ノー!」といって思いっきりリードを引っ張るから、アタシはゲホゲホしてしまう。息がとまる勢いだ。まったく、やめてくれないかなあ。

 リードといえば、一週間ぐらい前からアタシのお散歩用のリードが変わった。今までは少しだけチェーンのついたカラー(ハーフチェックカラー)に皮リードの組み合わせだったのに、「最近、メイはひっぱりまくるから・・・」と言って、ひっぱればひっぱるほど首が絞まる殺人カラー(皮製)にされたのだ!
 アタシがいかにこのカラーをニックキヤツと思っているかを表現するために、お散歩の前にナッチがこのカラーをアタシのアゴの下に通そうとするタイミングを逃さず、ガシッと噛み付いてやることにしている。

 あ、話題が「楽しい旬の味覚」からずれてしまった。
 そうそう、サクランボ。
 一ヶ月前に落ちていた桜の花びらも美味しかったが、やはり桜はなんといっても果実だ。アメリカンチェリーという黒いサクランボがナッチは好きらしいが、もっとかざらない野性味あふれる味だとアタシは思う。ナッチに見つからないうちに何気なく口に入れて、奥歯で噛むとガリッと音がして種が割れる。この快感がまた、たまらないのだ!
でも、この音でナッチに気づかれると、口を無理やり開かされて、ナッチの無遠慮な左手が喉の奥まで延びてくる。その前に、ごくりと飲み込んでしまうのだが、一度でいいから、もう少し優雅に旬を味わってみたいものだ。

ゴムを食べると大人しくなる?

2004年05月03日 | 黒ラブの日記
 昨日の夜からナッチの様子がおかしい。
 アタシの様子を同情するような目でじっと見つめたり、優しく話しかけたり、お腹をさすったり、うんちをじーっと観察したり。
 しかも、いつもよりも大人しいといって心配もしているらしい。
 でも内心は、こんなに大人しいなら、ずっとボールが出てこなくてもいいや、とか思っているに違いない。

 アタシは食欲も十分あるし、飛び回れるし、いつもと変わらないつもりなんだけどな。最近毎日走り回っているせいで、ちょっと疲れちゃったかもしれないけど。
 

ボール食べちゃった。

2004年05月02日 | 黒ラブの日記
 今日は日曜日だから、ナッチもいつもよりはせかせかしないでアタシの散歩についてきてくれた。
 ドッグランに行ってしばらくすると、ミニチュアダックスやマルチーズの小さな子たちが集まってきて、小さなボールを追いかけ始めた。

 小さな子たちはアタシとはいろいろな点で違っている。
まず、小さな子たちはなんだか変な洋服を着ている。ナッチは本当はアタシにあんな洋服を着させたがっているが、
わざわざこの美しい毛皮を隠して、変てこなものを着るなんて、ご遠慮願いたい。

小さな子たちは、追いかけるボールも少し変わっていて、とても柔らかくて美味しそうなので、アタシも面白半分に追いかけると、
楽々キャッチできてしまった。
 くわえて走っているうちに、ほかの変わったボールが視界に飛び込んできたので、慌ててそっちも追いかけてキャッチ。
 なーんだ、ちっちゃいから2つも楽々口にはいちゃった。
 そこにナッチの声が聞こえた。
 「メイ、お友達のボール返して!」
 あ、またナッチにアタシの宝物を取り上げられちゃう――。ゴックン!

 気がつけば、たくさんの人間に取り囲まれているアタシ。
小さい子の飼い主さんたちが「あ、食べちゃった。大丈夫かしら」と心配そうにアタシの顔をのぞき込んでいる。
ナッチはというと、「大丈夫です、たぶん」だって。
まあ、たしかにそうなんだけど、。

朝の散歩がつらくなってきた

2004年05月02日 | 黒ラブの日記
 ナッチが忙しがっていたせいで、アタシの日記が滞ってしまった。
まったく迷惑な話だ。

 マロンちゃんは毎日日記をつけているというのに、ナッチときたら!
 いつも三日坊主なんだから。
 そのうちにアタシのご飯さえ忘れるようになったりしなければいいけど。

 ところで最近、朝の散歩がつらくなってきた。帰り道ともなれば、体がだるくてまったく歩く気がしなくなって、地面に寝転んでしまうほどだ。理由は二つある。

 一つは、気候が暖かくなって、というか黒い上質の毛皮を着ているアタシにとってはとても暑くて耐えられない気候なので、散歩も後半になると息が上がってしまう。おまけに熱を逃がす場所のはずの足の裏は、逆にアスファルトが暖まっていて一足ごとに熱をもらってしまう。

 もう一つの理由は、散歩の前半に立ち寄るドッグランで活躍してしまうことだ。アタシはほかの犬を見れば、とにかく体で嬉しさを表現することが礼儀だと思っているから、とびかかったり、ボールの取り合いをしたり、ほとんど休まないまま10分以上は走り回る。だから、ドッグランを出ると、ナッチが「まるで犬が入れ替わったみたい」というほど、ゆっくりと、ときどきしゃがみこみながら歩くことになる。

 ナッチは、「これくらいがちょうどいいわ」なんて言うけど、アタシにしてみたら、ドッグランは絶対にはずせないけど、もう少し早起きして散歩に連れて行って欲しい。