朝の散歩は、いつもなっちと二人で行くことになっているが、今朝はたるさも一緒で、なんだか嬉しくなって、いつもより元気にしっぽをふって歩いていた。
しばらく行くと、アタシがいつも行っている動物病院に近づいてきたので胸が高鳴った。え?今日は病院に連れて行ってくれるの?
どんどん病院が近づいてくる。
どんどん心拍数が上がる。
なぜこんなに嬉しいのかは、なっちもよく分からないらしいが、
アタシ、若くてきれいでやさしい人が「メイちゃーん♪」って
いいながら頭をなでてくれるのが、すごい好き。
でも嬉しいのはアタシだけではないのをアタシは知っている。
あそこにはなぜかきれいでやさしい看護婦さんが多いからね。
たるさも嬉しいのだ。
病院に入ると、看護婦さんたちへの挨拶もそこそこに、
「メイちゃん、どうぞ」
と診察室にいる先生に呼ばれてしまった。
(アタシもたるさもがっくり・・・)
ここにきて急に思い出すんだよね、やばいところに来ちゃったことを。
診察台に乗りたくない意志表示をしてみるけど、
当然なっちが許してくれるはずも無く、前足を診察台の上に掛けさせられて「メイ、がんばれ!」って言いながらお尻を押される。
気のせいか、先生の前だとなっちのトーンがいつもより優しげなんだけど、どっちみち、「がんばれ」っていうのは、無理に何かをやらせるときにかける掛け声なんだよね。
先生は世間話をしながら背中になにかチクっと刺して
「今、ワクチンの証明書を出しますからね。次はまた来年ですね」
とか言ってた。
この間は、お腹が急に気持ち悪くなる液体を無理やり飲まされて
そのあとゲエゲエしたし、先生、結構強引なんだよなぁ。
でも、やっぱり病院が好き。またここに連れてきてね。
しばらく行くと、アタシがいつも行っている動物病院に近づいてきたので胸が高鳴った。え?今日は病院に連れて行ってくれるの?
どんどん病院が近づいてくる。
どんどん心拍数が上がる。
なぜこんなに嬉しいのかは、なっちもよく分からないらしいが、
アタシ、若くてきれいでやさしい人が「メイちゃーん♪」って
いいながら頭をなでてくれるのが、すごい好き。
でも嬉しいのはアタシだけではないのをアタシは知っている。
あそこにはなぜかきれいでやさしい看護婦さんが多いからね。
たるさも嬉しいのだ。
病院に入ると、看護婦さんたちへの挨拶もそこそこに、
「メイちゃん、どうぞ」
と診察室にいる先生に呼ばれてしまった。
(アタシもたるさもがっくり・・・)
ここにきて急に思い出すんだよね、やばいところに来ちゃったことを。
診察台に乗りたくない意志表示をしてみるけど、
当然なっちが許してくれるはずも無く、前足を診察台の上に掛けさせられて「メイ、がんばれ!」って言いながらお尻を押される。
気のせいか、先生の前だとなっちのトーンがいつもより優しげなんだけど、どっちみち、「がんばれ」っていうのは、無理に何かをやらせるときにかける掛け声なんだよね。
先生は世間話をしながら背中になにかチクっと刺して
「今、ワクチンの証明書を出しますからね。次はまた来年ですね」
とか言ってた。
この間は、お腹が急に気持ち悪くなる液体を無理やり飲まされて
そのあとゲエゲエしたし、先生、結構強引なんだよなぁ。
でも、やっぱり病院が好き。またここに連れてきてね。