べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

「二学期、テストがわからない」

2014年09月21日 | 保護者からご相談
 「一学期はできていたでしょうか?」

 本人とお家の方ともに、「勉強できていなかった」とおっしゃる場合は大丈夫。「勉強の仕方がわからない」も良いでしょう。教育とくに学習塾のノウハウは、おもにここにありますから。長い長いあいだ積み上げてきた知恵があります。

 おまかせください


 「前はできてたんですけど」「小学校はできたんですよ」となると気にかかります。

 小学校のテストは単元定着度テストです。授業を"聞いていたか"をはかるのが目的ですから、勉強らしい勉強をしなくとも点が取れてしまいます。中学一二年の一学期のテストでもその傾向は残ります。得点できても、「勉強ができていた」とは言えない場合があるのです。

学校で実施されているテスト、ご存知ですか?

 一口に「勉強ができた」と言っても、カンが良い"生まれ持ったチカラ"と"自ら準備をして学んでいくチカラ"とは別なのです。駆けっこがクラス一番の子もその才能を磨かなければ、小学校までは速かったんだけどねで終わりです。

 お家の基準で結構です。普段でもよいのですが、試験前の一週間お家の方から見て試験勉強をしていたと思われますか?自分から取り掛かりや切り替えできてましたでしょうか?

 お子さんが仕事についたとき、周りからもそう見えるということです。


「ひと並み」って、なんなんだろう?

 「やりなさいって言ってるんですけどねえ」。そうでしょう。

 実のところ、ここを変えるには時間がかかります。日々の仕事に追われる親御さんにとって、「言うだけで変わってくれれば」と思うのも自然です。そして、この感情は子どもたちにも伝わります。

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 「なんとなくいまの延長で頭良くならないかなあ」

 "生まれ持ったチカラ"に頼る限り遠からず行き詰まります。"生まれ持ったチカラ"は、他人が教えることはできないからです。"自ら準備をして学んでいくチカラ"ならば、教えてあげることができます。これからの生涯ずっと積み上げる方法もあります。

 お子さんもお家の方も、考え方を変える時期をむかえたのです。


 二学期以降なら定期テストで満点をとる必要はありません。そうそう取れるようにつくってませんから。ここは「心配するな」と伝えてあげましょう。

 お話を聞ける"だけ"で良しとされるのは小学校で卒業です。試験勉強の準備や取り掛かりといったできることを自分からやることが、「勉強ができた」と中学から変わっているのです。

「世の中に才能があるひとはずいぶんいる」
「せっかくの才能をみがかかないひとはもっといる」

 試験前後にやるべきことは多様です。私たち塾講師がやっても数ヶ月から一年必要です。時間がかかるものは早めに始めて少しずつが最も効果が上がります。お家でやるとしたら、欲張らずにひとつだけ。長続きしますよ。

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 入試や資格試験といった目標に間に合わせたい場合、私たちプロを使ってください。早くに始めて少しずつのほうが、結果が出るのはおなじです。(塾長)

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