すごい風の中、卓也の手を握って、一歩一歩、歩く。
卓也はもう歩きたくないのだろう、私の手を払いのけて足を引きずるようにして進もうとする。
すごい砂埃が立つ。
銀明水(ぎんめいすい)に辿り着く。
強力さんが説明をしてくれているが、風と霧で見えないし、聞こえない。
何より、卓也はもう限界みたい…。
それでも歩かなければ、進めない。
奥宮、到着。
雨が強くなってきたので、ここで雨具を着けることに。
吹き飛ばされそうだ…それほど強い風。
ここには、日本一高い場所の郵便局がある。
持って行った“富士山登頂成功!”のはがきを出す。
ここだけの消印が押されて、届くそうだ。
また歩き出す。
雨・風で思うように進めない。
途中、突風が吹いてきたりする。
ヒョエ~ってカンジ。
拗ねる卓也の手を握り、進む。
最大の難所…と言われる“馬の背”を進んでいく。
ここを登りきると、日本の最高峰『剣が峰』だ。
それにしてもすごい斜面、おまけに風。
本当に飛ばされそうだ。
登りきると、卓也はもう顔色もない。
「日本で一番高いところに着いたよ」と言っても、返事も出来ない様子。
高山病で息は苦しいし、疲れでフラフラ~。
酸素を吸わせ、酸素吸収をよくする為の「食べる酸素」を食べさせる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午後6時、八合目の山小屋に到着。
お鉢巡りは1時間半の予定が2時間余りかかり、下山にも結構な時間がかかった。
あれほどフラフラだった卓也は、靴を脱ぎ、ホッとしたのか元気になった。
そして、夕食のカレーを私の分まで食べ、7時過ぎには寝てしまった。 ZZZzzz…
なんだかんだ言っても、子どもは元気なものだ。
私はと言えば、二人分の荷物を持ち、卓也の手を握り引っ張りながら歩いたからなのか、全身が痛い。
高山病で食べることも出来ず、今度は私がフラフラ~。
でも、卓也が元気になってくれて、ヤレヤレ…。
残すはあと一日、下山のするのみ!
卓也はもう歩きたくないのだろう、私の手を払いのけて足を引きずるようにして進もうとする。
すごい砂埃が立つ。
銀明水(ぎんめいすい)に辿り着く。
強力さんが説明をしてくれているが、風と霧で見えないし、聞こえない。
何より、卓也はもう限界みたい…。
それでも歩かなければ、進めない。
奥宮、到着。
雨が強くなってきたので、ここで雨具を着けることに。
吹き飛ばされそうだ…それほど強い風。
ここには、日本一高い場所の郵便局がある。
持って行った“富士山登頂成功!”のはがきを出す。
ここだけの消印が押されて、届くそうだ。
また歩き出す。
雨・風で思うように進めない。
途中、突風が吹いてきたりする。
ヒョエ~ってカンジ。
拗ねる卓也の手を握り、進む。
最大の難所…と言われる“馬の背”を進んでいく。
ここを登りきると、日本の最高峰『剣が峰』だ。
それにしてもすごい斜面、おまけに風。
本当に飛ばされそうだ。
登りきると、卓也はもう顔色もない。
「日本で一番高いところに着いたよ」と言っても、返事も出来ない様子。
高山病で息は苦しいし、疲れでフラフラ~。
酸素を吸わせ、酸素吸収をよくする為の「食べる酸素」を食べさせる。
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午後6時、八合目の山小屋に到着。
お鉢巡りは1時間半の予定が2時間余りかかり、下山にも結構な時間がかかった。
あれほどフラフラだった卓也は、靴を脱ぎ、ホッとしたのか元気になった。
そして、夕食のカレーを私の分まで食べ、7時過ぎには寝てしまった。 ZZZzzz…
なんだかんだ言っても、子どもは元気なものだ。
私はと言えば、二人分の荷物を持ち、卓也の手を握り引っ張りながら歩いたからなのか、全身が痛い。
高山病で食べることも出来ず、今度は私がフラフラ~。
でも、卓也が元気になってくれて、ヤレヤレ…。
残すはあと一日、下山のするのみ!