風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

お祝い

2005年12月18日 14時09分10秒 | 思うこと
 先日、私の母の誕生日だった。
母は父よりも、2歳年下だったのに、28歳も年上になってしまった。 

 お祝いに、私と息子と母と3人で食事に出かけた。
私の連れ合いが一緒に行くことはない。
母の猛反対を押して結婚したので、母は連れ合いとは顔を合わせたがらない。
顔を合わせたのは、伯母の葬儀の折と、弟の結婚式の時だけ・・・。
まぁそれも、私が蒔いた種だから仕方がない。 

 息子はこの現象(?)が不思議でならないらしく、祖母である私の母に「パパのこと嫌い?」と無情な質問をしたこともある。
何とも二人に申し訳ないことをした私だ。 
その後息子に、私と連れ合いの結婚のいきさつを話して聞かせたのは、言うまでもない。
納得したのか否かは定かではないが、その後無情は質問はしなくなった。
・・・ホントに私は、悪い母親であり娘だ。 

 母は弟夫婦にも食事に連れて行ってもらい、祝ってもらったそうだ。
弟夫婦には子どもがいない。
出来ないのか、いない生活を選んだのかは私には分からない。
だから母には孫が一人っきりだ。
大事にしてくれる。
そしてその孫も、祖母である私の母を大事にしてくれる。  
有難く、嬉しいことだ・・・。

 来年、少し早いが父の三十三回忌の法要をしようと思っているらしい。
連れ合いの三十三回をすることになる母は、何とも不幸なことだと思う。
二人が一緒にいた時間よりも、一人でいる時間の方が長いなんて・・・。
父の分まで、色んなところに出掛け、今を一生懸命に生きている母。
年々、老いてきていることを感じる。 

 十年後、生きていてくれているだろうか・・・。 
一緒に食事をしながら、そんなことを考えた。


       




      

   今日は友達の家で忘年会。
         ケーキを焼いてみました。  


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15 コメント

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母は、いつでもいつまでも、母。 (Michikusa)
2005-12-18 14:48:07
「こころ」 金子みすゞ 



おかあさまは

おとなで大きいけれど

おかあさまのこころはちいさい

だって、おかあさまはいいました、

ちいさいわたしでいっぱいだって



わたしは子どもで

ちいさいけれど、

ちいさいわたしのこころは大きい

だって、大きいおかあさまで

まだいっぱいにならないで

いろんなことをおもうから。



子供は幾つになっても母の子どもです。母もいつまでも子供の母です。私の母の晩年は、父(夫があったこと)のことも、私のことも識別が出来なくなっていました。それでも、母は母でした。今年の3月に母の3回忌、父の41回忌を迎えることになります。

母上にとって、Hiromiさんは大切な子共です。卓也君が、あなたにとってそうであるように。
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Unknown (Mathasar)
2005-12-18 17:08:02
人それぞれの生活があり、価値観も違うわけで.....

親子なら、いつかそれも分かってもらえると思いたい。そんな気持ちになりますね。

息子さんも、いろいろ経験して大人になりますよ.....きっと。



ところで、今日の忘年会は、盛り上がりました?!
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あなたも (たまえ)
2005-12-18 19:40:19
お母さまもご苦労をなさったでしょうけれど。。。

お姉さんだった あなたもがんばってきたんですね



反対された結婚でも、今 幸せならいいじゃあない☆

それが一番の親孝行だと思うのよ

お母様もきっとわかってられるハズよ



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おめでとうございます (おばさんFP)
2005-12-19 09:08:29
お母様のお誕生日、おめでとうございます。

ご主人を早くに亡くされさぞご苦労されたんでしょうね。

昨年亡くなった主人の母も30代で未亡人になり苦労して主人と弟の二人の息子を育ててくれました。



お母様、きっとご主人のことを許していらっしゃるんではないですか?

お孫さんが中和剤になるといいですね。



ケーキおいしそうです。
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お誕生日おめでとう (風民)
2005-12-19 15:24:12
母様、お誕生日おめでとうございます♪

女手ひとつでHiromiちゃん達を育て上げたんだね。

一緒に食事できて、親孝行が出来たね。

これからも元気でいてほしいですね。
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Michikusaさん♪ (Hiromi)
2005-12-19 16:22:32
 母と言うものは、有難いものだと思います。

そして母と言うものは、本当は弱いものではないかと、最近感じるようになりました。

Michikusaさんが「母は母」と仰る意味が、少しは分かるような気がします。

どんな時でも私の母は“母”でした。

 母はそれは厳しい・・・と言うよりも、キツイ・・・感情をモロに出す人でした。

だから私は母が怖くてたまらなかった・・・。

優しい母は、病気になった時だけでした。

だからずーっと、熱が下がらないで欲しい・・・と子供心にどれほど思ったことか。

 2歳で父を15歳で母を亡くした母は、子どもへの関わりが下手だったのかもしれません。

でもやはり、私のは母は母一人です。



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Mathasarさん♪ (Hiromi)
2005-12-19 16:31:02
 親子でありながら、価値観は違いますね、ホント。

母は私が子どもを産んでも、抱いてもくれませんでした。

それほどに、私の結婚に反対していたのだと思います。

それが今では、たった一人の孫を本当に可愛がってくれます。

嬉しいことです。

いつか時間が解決してくれるとは思っていましたが、寂しかったですね。(^^;

そんな寂しさと、子どもの成長を何とか母に伝えたくて、『タッくん通信』という育児記録を家庭新聞風にして、母をはじめ親戚・知人に届けては読んで頂いていました。

去年、子どもが10歳になったのを機に書くのを止めてしまいましたが。(^^)

“待つ”ということの大切さを改めて感じた出来事でした。

 忘年会ですか。盛り上がりましたよ~、マージャンで!!

ウチのお坊ちゃんが、友達のご主人と22歳、20歳の兄ちゃんを相手に一人勝ちしたそうです。(^^;

こっちがお手上げ・・・です。(笑)
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たまえさん♪ (Hiromi)
2005-12-19 16:35:03
 たまえさん、ありがとう。

母はきっと、もう許してくれているのだとは感じています。

ただ、大阪弁で言うところの「けたクソ悪い」ので、主人の顔は見たくないのだと思います。

 私が苦労をしたのかどうかは分かりません。

仰って下さるように、頑張ってはきたつもりです。

私が生きてきた道のりです。。。

これからはどんな道を辿るのでしょうか。(笑)

気負わず、ゆっくりと辿って参りたいと思います。
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おばさんFPさん♪ (Hiromi)
2005-12-19 16:39:15
 お祝いの言葉をありがとうございます。

父が亡くなってからは、何度死にたいと思ったことか・・・という話を、大人になってから聞いたことがありました。

私が想像する以上に、大変だったことと思います。

それが分かっているからこそ、子どもの頃は母には反論できませんでした。(^^ゞ

 そうですね、きっと許してくれていることと思います。

 ケーキ、美味しかったのですが、粉が少し多かったようで、フンワリ感がありませんでした。

今度は粉を控えめにして作ってみますね。(^^)b
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風民さん♪ (Hiromi)
2005-12-19 16:45:06
 風民さん、お祝いの言葉をありがとう。

女手一つで二人の子どもを育てるなんて、私が想像する以上の苦労があったことと思います。

先日もそんな話をしていました。

父がいる時には少々継ぎあてしている服でも着せていたけど、死んでからは一切そういうことはしなくなったって・・・。

世間の目が怖かったって。

私も父がいないことでいじめられたこともあったなぁ~って話をしたり・・・。

仕方がないことなのにね。

当時は、まだそんな偏見がありました。

何とも理不尽なことです。 

 十年ほど前に、母は大病をしましたが、その後は、それなりに元気でいてくれています。

有難いことです。

 来夏は北海道一の山に一緒に登る予定です。(^^)v
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