影 ～シャドウ～

精神科医・山中康裕さんのユング心理学の講演を聴いてきた。

ユング心理学の元型と呼ばれる心の動きの「影 ・ シャドウ」のお話。
陰と影は違っていて、誰でもどちらも持っているもの。
陰は光が当たっていないだけで意識下にあるもの。
影は生きられなかったもう一人の自分。
無意識下に圧し込めてしまったもの。

分かり易いのが、一番苦手とする人は、自分自身の投影…つまり影。

この影を意識下に出してやって、うまく折り合いをつけながら過ごせるようになると生きやすい…って話。




大いに同意！
しかも私がこの2年間、翻弄され格闘し続けた相手がまさに影。
パンドラの箱が開いて、溢れ出した感情が影だった…ってこと。

もう、これ以上のシンクロはないな…って感じ。(^_^;)
しかも折り合いがつき始めた頃に、この話を聴かせるか…？って。

おまけに蓋を開けたのは、私が最も苦手とするタイプの人だった…。
（;￣O￣）
今は一番大切にしたい人☆


神様、すごいわ…
こんな形で答えあわせするか？（爆）






山中康裕さんのお話は、とても興味深くて面白かった。
人間味溢れた方だった。

何よりステキなのが、28年間日記をつけていらっしゃるということ。
その日記がただの日記じゃない。
お写真で手にしていらっしゃるのがそれ。
1日が２ページで構成されていて、書が綴られていたり、絵が描かれていたり写真が貼られていたりする。
それが美しい。
休憩時間に紹介して下さったのだが、思わずお願いして、写真を撮らせて頂いた。
更に笑顔が人懐こくて、失礼ながら可愛い。


いいお話を聴かせて頂いた。