ウチの子…5年生になったときに、心配でたまらないことがあった。
何が心配かって、夏休みすぐの林間学校。
なんで心配かって…それは、母がいないこと。
卓也は、小さい時から私がいないと眠れない子だった。
気付かぬうちに、そうしてしまったのかもしれない。
去年の夏休みも終わりの頃、「一人で寝るわ」と言い出し、自分の部屋で一人で眠るようになった。
「卓也も大きくなったもんだなぁ~」と思っていた頃に、近畿を中心とする地震が起こった。
大阪は震度4。
かなり揺れたように感じたが、実害は何もなかった。
卓也は、以前にニュースで他所の地震の被害を見ていたことが頭にあり、かなり怖かったようだ。
その日から、また親と寝るようになった。
林間もあるし、10歳にもなっていつまでも親と一緒に寝かせるわけにはいかない。
それよりも、大きくなった卓也と一緒に寝るには、部屋が小さかった。
とにかくベッドを買って卓也の部屋に置き、誰かがそこで寝ることにしよう…と、7月の初めにベッドを買った。
「オレは絶対、一人では寝ぇへんでぇ~!」と言っていたが、ベッドを見た途端に一人で寝てもいいかな…という気持ちが出てきたようだ。
週に2日、父母と一緒に寝る…という条件を出し、その夜から一人で寝た。
夏休みに入り、林間学校の日。
もう、寝ることは心配ではなかった様子。
イヤだけれど、それよりも友達と色んな経験をしたい!…という気持ちの方が勝ったようだ。
林間を終えて帰ってきた卓也は、少し大きく見えた。
8月に入って、富士登山 。
へたばりながらも山頂にたどり着けたことは、彼にとって何よりの自信に繋がったようだ。
富士山からの下山中は、「もう、こんなしんどいとこには、絶対にけーへん(来ない)!」と言っていたのが、最近は「また来年も行こな(行こうね)」と言うようになった。
一昨日は、一人で初めて電車に乗った。
たった一駅乗るだけだったが、一人で切符を買い、一人で電車に乗って家まで帰ってきた。
すごく不安で、心臓が破裂しそうなほどだったらしい。
そして明日は、いつもは車で行っているスイミングスクールまでの3kmほどの距離を、「一人で自転車で行く」と言っている。
色んな経験を積んで、身体も心も大きくなってきているようだ。
最近はすぐに、「富士山に登ったんやから、何でも出来る」と言い出した。
“過信”にならなければいいが…と思いつつ、いじめられっ子にやられてばかりだった頃、何でも「どーせ○○やから」と投げやりになっていた卓也とは、別人のようだ。
自分で考え、自分で経験し、本人も気付かぬうちに成長しているようだ。
これから、どんどん外への世界が広がっていくことだろう。
母親としては、少々寂しい…というのが本音だけれど、親として大人として、一人の子どもの成長を見守っていきたいと思っている。
もうすぐ2学期。
何が心配かって、夏休みすぐの林間学校。
なんで心配かって…それは、母がいないこと。
卓也は、小さい時から私がいないと眠れない子だった。
気付かぬうちに、そうしてしまったのかもしれない。
去年の夏休みも終わりの頃、「一人で寝るわ」と言い出し、自分の部屋で一人で眠るようになった。
「卓也も大きくなったもんだなぁ~」と思っていた頃に、近畿を中心とする地震が起こった。
大阪は震度4。
かなり揺れたように感じたが、実害は何もなかった。
卓也は、以前にニュースで他所の地震の被害を見ていたことが頭にあり、かなり怖かったようだ。
その日から、また親と寝るようになった。
林間もあるし、10歳にもなっていつまでも親と一緒に寝かせるわけにはいかない。
それよりも、大きくなった卓也と一緒に寝るには、部屋が小さかった。
とにかくベッドを買って卓也の部屋に置き、誰かがそこで寝ることにしよう…と、7月の初めにベッドを買った。
「オレは絶対、一人では寝ぇへんでぇ~!」と言っていたが、ベッドを見た途端に一人で寝てもいいかな…という気持ちが出てきたようだ。
週に2日、父母と一緒に寝る…という条件を出し、その夜から一人で寝た。
夏休みに入り、林間学校の日。
もう、寝ることは心配ではなかった様子。
イヤだけれど、それよりも友達と色んな経験をしたい!…という気持ちの方が勝ったようだ。
林間を終えて帰ってきた卓也は、少し大きく見えた。
8月に入って、富士登山 。
へたばりながらも山頂にたどり着けたことは、彼にとって何よりの自信に繋がったようだ。
富士山からの下山中は、「もう、こんなしんどいとこには、絶対にけーへん(来ない)!」と言っていたのが、最近は「また来年も行こな(行こうね)」と言うようになった。
一昨日は、一人で初めて電車に乗った。
たった一駅乗るだけだったが、一人で切符を買い、一人で電車に乗って家まで帰ってきた。
すごく不安で、心臓が破裂しそうなほどだったらしい。
そして明日は、いつもは車で行っているスイミングスクールまでの3kmほどの距離を、「一人で自転車で行く」と言っている。
色んな経験を積んで、身体も心も大きくなってきているようだ。
最近はすぐに、「富士山に登ったんやから、何でも出来る」と言い出した。
“過信”にならなければいいが…と思いつつ、いじめられっ子にやられてばかりだった頃、何でも「どーせ○○やから」と投げやりになっていた卓也とは、別人のようだ。
自分で考え、自分で経験し、本人も気付かぬうちに成長しているようだ。
これから、どんどん外への世界が広がっていくことだろう。
母親としては、少々寂しい…というのが本音だけれど、親として大人として、一人の子どもの成長を見守っていきたいと思っている。
もうすぐ2学期。
って、自分も子供の頃があったはずなのに…
覚えていませんね~(笑)
Hiromiかあさん、成長するタッ君を優しく見守ってね。
実は、我が家も今年富士山に挑戦しました。
結果は、強風のため登頂を断念しましたが、
それでも息子はいかれるところまでがんばったと
自負しているようで、とても誇らしげでした。
私のこともいたわってくれて、
成長を感じられました☆
子どもは夏休みで大きくなりますね~♪
富士山に登れたし、泊まりに来た友達と一緒に寝たし、いい経験を重ねている。
もう林間学校も、一人で電車も、一人で自転車も平気や。嬉しいですね。
「幼稚園の天使」谷川俊太郎
かごめかごめのわのなかに
てんしがいた
おとなになっておもいだしたとき
もうてんしはいなかった
どこにも
いのりたかった
だれにむかって?
あいしたかった
どうやって?
なづけることのできないこころに
もみくちゃにされ
だれがすきか
なにがきらいかも
わからなくなったとき
あくまがやってきた
ほほえんで
ありがとうございます。
自分がどんな風に大きくなったのかなんて、覚えていないよね。
当たり前のように大きくなって、今がある。
子どもを見守る…簡単のようで、私には難しいです。
日々、葛藤…。(笑)
お越し頂いて嬉しいです☆
ひかりさんチにもお邪魔しました。
ギャオスくん、ウチの卓也と同じ学年みたいですね。
勝手に大きくなってきますよね、ホントに。
親はただ、出来ないところを補ってやればいい…みたいな感じで。
同じ学年の男の子の親…ってことで、これからもよろしくお願いします。m(_)m
いつの頃からか、自分のことを「オレ」と言うようになり、スイミングにも私がついて行くのを嫌がるようになり…。
時々抱っこをして欲しがりつつも、確実に離れて行っている。
こうして大きくなっていくのでしょうね。
喜ばなくっちゃ!!
ところでおーちゃん、台風の被害は大丈夫だったのでしょうか?
卓也もそうあって欲しいと思います。
今は、親として子どもを生んだ責任を感じて、出来る限りのことを独りよがりにならずに、していくだけです。
子どもは正直で、時として残酷でもあります。
昨日はわたしの詩をいろいろ読んでくださってありがとう。
共感してもらえたことがとっても嬉しいです。
そうですね。
自信って、ちょっとしたきっかけで始まり、
自信が次なる自信を生んでどんどん
成長していきますね。
入院中に実感しました。
親はその「きっかけ」を作って
温かく見守る・・・これで充分ですね。
よいところを見つけ、伸ばしてあげてください。
またお邪魔させてもらいます。
ありがとうございます。
>自信が次なる自信を生んでどんどん
>成長していきますね。
ホントにそうですよね。
ウチの子はどちらかと言えば、初めてのことには引いてしまう方だったのですが、ここに来て随分と変わってきました。
これは3年生の時に無理矢理始めさせた、スイミングの効果も大きいと思います。
“見守る”ことの難しさ、根気の要ること…感じています。
これからは、そっちの方が大切ですね。
よいアドバイスをありがとう。