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The die is cast

a recollection ひろしま大勝軒@福山市「中華そば」

センパイ、なにそんなにそわそわしてるんすか?
 
 
「いよいよ今週末で終わりだ」
 
 
やっとその気になりましたか
どう考えてもあの女とは別れたほうがいいと思ってたっす
 
 
「馬鹿者!そんな話じゃない
俺にとっての一大事にはかわらないけどな」
 
 
あ、そっか そうでしたね
  
 
「ひろしま大勝軒」
 
こんにちは~
あっ!センパイ、見てください あれって弟子じゃないっすか?
 
 
「おぅ、以前俺が見たのとは違うけどな
 
エアコンがほとんど効いていないためか、大将のしごきが厳しいためか頭から爪先まで汗だくのお弟子さん
 
硬めでお願いしまっす
「はい」
一応、赤鉛筆で食券に記入している
  
 
 「中華そば」
 
歴代のおばちゃん、尾根遺産は手で持ってきたが、お弟子さんはお盆で給仕する
 
マナーきちんとしてるっすね
 
 
「お前と同じで、単に熱さに耐えられないだけじゃねーのか」
 
 
 ・・・
 
ちゃんと“硬め”になってるっす!
尾根遺産だと忘れられてることが多いのに・・・
 
 
 「ところで、なんで中華そばにしたんだ?」
 
 
おそらく今日が最後になるでしょ
だから、基本でフィニッシュを迎えたっす
  
 
マスター、ごちそうさま
いままでありがとう
元気でいてくださいね
 
「ありがとうございました」
 
「マスター、ごちそうさま 明日も来るよ」
 
えっ!
☆☆(☆☆☆また行きたい ☆☆美味しかった ☆まずまず×価値なし)
営業時間11:3015:00 スープ無くなり次第終了
定休日  月曜日 木曜日
駐車場  あり
福山市多治米町6丁目5-7 SATOビル多治米 1F 084-954-666

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