なずな 星野富弘 神様が たった一度だけ この腕を動かして下さるとしたら 母の肩をたたかせてもらおう 風に揺れる ぺんぺん草を見ていたら そんな日が 本当に来るような気がした 叶ふならば再一度母の肩たたかんと この草見るにおもふはそのこと 丹人 肩たたく拳にみたる星野氏の詩の哀しさをおもふこの草 丹人 なずな咲く丘を跳ね行く少女等の声ペンペンと弾けては飛ぶ *画像上:ナズナ 2007.3.3 14:00 野田にて撮影 *画像下:ナズナの丘 2007.3.14 15:00 野田にて撮影