鎌倉五山第一建長寺第二百三十六世菅原曇華の筆なる扇面を得 誰か清流の浅きを知る 別に滄海の深さ有り の書有り 今朝開花す朝顔の中に滄海を彷彿とする色あり その花「深海の蒼」と名付けん 八月五日空青青 朝顔開きて陽光を待つ 中に滄海を思わせし一花有り これより海に向かひて其の色比べむと欲す