崖急に梅ことごとく斜めなり 子規
咲き初めの紅 這い上がるごと 丹人
*画像:偕楽園の南崖に咲く紅梅 右下は子規の句碑
烈公の愛でしこの花馥郁と香りも清(すが)し春の魁
*烈公:水戸藩第九代藩主徳川斎昭(なりあき)公 最後の将軍徳川慶喜公の父
*画像:偕楽園 見晴広場南面の冬至梅
偕楽園の南眼下に一望す梅林の名は田鶴鳴(たづなき)とふらし
*画像:偕楽園の見晴台より南方を望む 手前はJR常磐線
水戸市民会館に会合のあれば早朝より車を走らせたり
終ひたる後 偕楽園に寄れり 午後のことなり
梅祭り準備すすめる園内には 気温十七度の陽気にさそはれて訪れたる人の
ちらほらとあり
開花未だ二分に満たねど 冬至梅をはじめとして幾種か開花したる木のあれば
馥郁たるかほりのかすかにただやひきたるこそうれしけれ
園内一周すれば 左足脹ら脛に痛みの走れる
嗚呼 足の吊りたるあかひとなり
冬ごもりのつづきたるに身体のおとろへの如実なるはいとおそろし
よくよくわきまへたしとぞおもへる
偕楽園全図
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