大和ハウス工業を成長させた大野直竹氏の経営哲学

JDR.株式会社の田中成和です。
経営哲学について紹介します。

大野直竹氏は慶應義塾大学卒業後に大和ハウス工業に入社。
順調に出世していき、静岡支店で建築営業所長を務めた後に新潟で支店長になり、複数役職を経験して2011年に社長職に就任。

大野氏の経営哲学の中で欠かせないキーワードがあります。
それは「顧客の立場に立って商品をつくれ」、「顧客は王様である」、「世のため人のため」です。
ビジネスの基本中の基本ですが、意外と見失いがちなテーマをピックアップしていて、基本を忠実に守ることが利益につながることを意味しています。

世の中のニーズに応えることが出来る企業であれば結果的に利益は付いてくるという考え方で、利益を優先して事業を進めることはないです。
日本は高齢化社会なので高齢者のための施設やサービス付き高齢者向け住宅はもちろん、介護の現場での活躍が期待できる介護用ロボットなども手掛けています。

さらには運動習慣を身につけるためのスポーツクラブや環境エネルギー事業にも力をいれています。
これらの事業は「世のため人のため」の精神で出来上がっていったものです。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和