JDR.田中成和ブログ

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楽天の三木谷浩史氏の経営哲学

2020-02-12 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社の田中成和です。
経営哲学について紹介します。

楽天の経営者として有名な三木谷浩史氏の経営哲学を一言で説明するならば、「世界基準の経営を日本でも実践する」ということになるでしょう。
実際のところ彼の経営スタイルはグーグルなどのグローバル企業と極めて似ています。

2010年に社内の公用語を英語にすると宣言して、多くの人々を驚かせたのもグローバルスタンダードな経営こそが、成功のための最善手であるという強い確信があるからだと考えられます。
それでは三木谷氏の考えるグローバルで合理的なマネジメントとは具体的にどんなものでしょう?

三木谷氏は著書の中でこれを迅速な改善戦略であるとしています。
これを象徴しているのが楽天の会議時間の短さです。

一般的な企業の会議は最初に議題の説明などが行われた上で、最後にどうするかを決めますがこれにはとても時間がかかります。
そのため楽天では会議の出席者全員が事前に議題について、会議資料を十分に読んだ上で会議を行うことで、すぐに本題に入ることができるようにしているそうです。

こうすることで一般的な企業よりも、スピーディーに業務の改善を行うことができます。
また三木谷氏は業務の迅速な改善には、社員が当事者意識を持って仕事する必要があるとも語っています。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和