JDR.田中成和ブログ

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創業期のインテルを育てたアンドリュー・グローブ氏の経営哲学

2021-11-11 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社の田中成和です。
経営哲学について紹介します。

アンドリュー・グローブ氏はインテルの創業者である、ゴードン・ムーア氏の誘いで3人目の社員となり、1990年代には世界を代表する半導体メーカーに育て上げた実力者です。
当時ハンガリーの動乱の中でアメリカに亡命し、アメリカで一生を生きるという覚悟とハングリー精神が、彼の経営哲学の根底にあって急成長するためのマインド形成に寄与しています。

彼の口癖として「誇大妄想狂だけが(企業として)生き残る」という言葉が伝えられている通り、成長のための研究や生産、販売までそれぞれの分野を狂ったように極めていくことが成長につながると確信していました。
部下に対する指示も苛烈なもので、通常ではさばききれない量の指示を出していたそうです。

何とかしてミッションを成功に導くために考えあぐねることで、部下自信も成長していきインテルの企業風土もはぐくんでいきました。
そして育った部下たちが次の世代へも同様の企業DNAを伝えていくことで、様々な発明が連鎖的に行われ今のコンピューターの中枢機能を作り上げていき世界シェアを握っていったのです。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和