JDR.田中成和ブログ

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アップルコンピュータのジョン・スカリーが提唱した経営哲学

2022-11-10 09:00:00 | 日記
JDR.株式会社の田中成和です。
経営哲学について紹介します。

ジョン・スカリーは飲料水メーカーのペプシコの役員を務めていた時にスティーブ・ジョブズから「このまま一生、砂糖水を売り続けるのか、それとも世界を掴むチャンスを得たいか。」と問われ、アップルコンピュータからのヘッドハンティングに応じることを決意しました。
他の役員との経営に関する考え方の違いから、スティーブ・ジョブズが一時期アップルコンピュータを去った時にはジョン・スカリーが社長となり窮地を救いました。

しかし、経営のプロである一方でコンピュータのことは良く分かっていなかったジョン・スカリーは後に、全てはジョブズの理念に従ったまでだと話しました。
そんなジョン・スカリーがインタビューで経営哲学について尋ねられ、「海軍に入るぐらいなら海賊になった方が良い」という言葉があります。

これは決して犯罪を犯すという意味ではなく、既成の概念に囚われずに思い切って行動する経営哲学を表わしています。
コンピュータのことがさっぱり分からなかったジョン・スカリーが異業種に飛び込み、スティーブ・ジョブズの理念を引き継ぎながらアップルコンピュータを成功へと導いた手腕を象徴しています。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和