JDR.田中成和ブログ

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パレートの法則の理論を用いてマネジメントする経営

2021-02-03 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社の田中成和です。
マネジメント理論について紹介します。

イタリアの経済学者であるパレートが唱えたパレートの法則とは、所得分布の経済法則で、経済界では全体の数値の大部分は、全体を構成する一部の要素から成り立っている、具体的には、全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の約8割を占めているということです。
この理論は経済ばかりではありません。

企業のマネジメントにおいても同様のことが言えます。
会社の収益のおよそ8割は、約2割の社員が収益をもたらしていて、また商品でも売り上げの8割は、2割の商品が生み出しているというものです。

顧客も2割の顧客によって売り上げの8割の収益をあげているのです。
この8:2法則を企業経営に応用していく必要があります。

例えばメーカーは多くの商品を生産するよりも、主力商品を決めて、このマーケティングや宣伝を強化していった方が全体的なコストは抑えられます。
やたらに多くの製品を生産してもコスト高になるだけですから。またセールスの場合でも、商品購入が多いお得意先に力を注いで商品を販売すれば収益が上がるうえに、営業員も無駄な労力を使わなくて済みます。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和

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