京セラ創業者である稲盛和夫の経営哲学について

JDR.株式会社の田中成和です
経営哲学について紹介します。

京セラの創業者である稲盛和夫の経営哲学は、様々な企業の経営者に影響を与えておりマネジメントに活かされています。
彼は事業を行うにあたって、動機が正しく私心がないことを重視しました。

電気通信事業に参入する際に、自らの動機に利己的な心がないかどうかを半年にわたって自問したそうです。
稲盛和夫は動機と実行過程が善であれば結果を問う必要はなく、必ず成功するという信念を持っていました。

また彼は企業経営に権謀術数を不要と考えます。
一般的には企業経営に権謀術数が必要と考えられがちですが、そのようなものは一切不要というのが稲盛和夫の信念です。

彼は一日一日を一生懸命に生きていれば、必ず未来が開けると考えていました。
正々堂々と人間としの正しい方法を貫くことを重視するのが稲盛和夫流の経営哲学です。

次に打つ手は懸命に働いているうちに自ずから見えてきます。
実際に京セラでは日々の経営活動を通して自然と次の手が見えてきたそうです。

また毎日を懸命に働き自然と見えてきた方法を採用することで、素晴らしい結果が得られています。
稲盛和夫はアメーバ経営と呼ばれる管理会計手法を考案しました。

これは6人から7人のアメーバと呼ばれる小集団を組織し、時間あたりの採算の最大化を図るものです。
この手法も京セラだけでなく多くの企業で採用されています。

JDR.株式会社 代表取締役
田中成和