正寿場町の地蔵堂前から小路を隅田川が流れる方へ向かって歩く。約40m行った所に田中荒神社(笠岡2758と同2777の間)がある。地元では荒神(こうじん)さんと呼ばれているが、歴史ある町にはまず必ず存在する社だ。 荒神社から引き返して岡山県道34号の手前辺りまで来ると右手に御韓(おんから)神社が見える。住所でいうと笠岡2825と同2827の間になる。 由緒には正寿場町は元禄の頃に風呂屋町と呼ばれていたと書かれている。江戸では既に湯女風呂が禁止されていた頃だが、地方ではまだお構いなしだったと考えられる。