液体調味料まみれの食事から脱したのはいつ頃だろう。おそらく中学校に上がり弁当を持っていくようになってからだと思う。醤油やソースが大量に入った容器があればつい使ってしまうものだが、弁当箱に無いので我慢するようになる。次第に液体調味料なしの食事に慣れたのだろう。
大学進学後、学食やほか弁の世話にはなったが、小学校時代のようなスタイルに戻ることはなかった。調味料をあまりかけない方が舌にも体にもやさしいことを早めに悟ったからだ。
数年前にマヨネーズ製造メーカーの営業マンがこんな話をしてくれた。
「消費者の要望に応えて絞り口を星型から小円に変えたところ売り上げがガタ落ちですよ」
確かに私の家でもマヨネーズの使用量は昔と比べれば10分の1くらいにはなっていると思い、目の細い営業マンと一緒に苦笑したのであった。
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