Traveling Mood

「北京の休日」より改題しました。
2007年9月~08年02月、北京滞在時の散歩の記録と、その後の雑記など。

1月29日 798芸術区

2008-01-29 02:08:05 | 北京 朝陽区
ジ・アザー・サイド・オブ北京ばかりでなく、たまには王道北京観光コースへ!
ということで、もと国営工場、今やギャラリー、カフェなどが続々とオープンする、アツイ注目スポット、798芸術区へ行ってきました。







工場として使用していたものをそのまま残して(今も工場として稼動しているところもたくさんあります)、「現代アート」と共存させているところが、やっぱりすごいなと。
私は「工場」っぽい感じ(意味不明)そのものが好きなので、はじめて来たときは、意味なく写真撮りまくりでした。





以下、敬称略。いくつか展示の様子をご紹介。

「798 Photo gallery」では、黄庆军(Huang Qingjun)、马宏杰(Ma Hongjie)2人の写真家による、雲南省からモンゴルまで、様々な家の前で、家具、生活雑貨等を並べ、家族とともに撮影した、「Family Stuff/家当」という写真展を開催中。
(たぶん)大型カメラですみまでピントをあわせ、少し甘くプリントした写真。

以前来たときは、中国の列車での人達を撮影した写真展(写真家の名前は失念・・)をやってたり、個人的に一番好きなギャラリー。写真集もたくさん揃っています。





ガイドブックにも必ず載っている、「798 Space時態空間」。
今回は「迷宮」という、ギリシャの、主に漫画、イラスト寄りのアーティストを紹介する展覧会を開催してました。





「Cans Book Shop」(台湾の店だそう)では、楊大治(Yang Dazhi)という画家の作品を展示中。
一見カワイイのですが、暗い部分もある作品で、カタログ作って欲しいなあと。
この店では「当代芸術新聞」という月刊誌も発行していて、内容ほとんどわからないのに思わず購入。50元。






有名カフェ、「At Cafe」にてお昼。さすがに欧米系のお客さんがたくさん。
コーヒーはスタバ価格で、レモン入りのお水まで出てきます(正確な値段忘れました・・)。
「At Cafeサンド」も、もちろん大満足の味。



壁に残るスローガンが有名らしい(?)ですが、席との間もゆったりで、居心地もなかなか。
今日はお昼時、かなり店員さんは大変そう。隣のイタリア人女の子2人組が食べていたピザも、おいしそうでした。





「Timezone8」、カフェも併設する、国内外のアートブックを取り揃えた大型書店。



ここでLiu Ye(漢字不明)の「Temptations」という画集購入。日本でも2005年に個展をやってたみたいです。私はアート系全く詳しくないので無知ですみません。
NYでの個展のカタログとのことで、すごく高価(私にとっては)、なんと260元。漢字は一文字もなし。
が、なんともガーリー(笑)で、一目ボレしてしまった為、あきらめきれず購入。
後悔するよりいいけど、発送どうすんだ~(結構大きい)。何やってんだか・・。



オモテ表紙とウラ表紙。







「オリンピック前」とはまた違った、「今」の空気を感じることができ、「アート」と聞くと拒絶反応が出る私でさえ、まる一日かなり満喫(去年の北京旅行の際も、実は2回来てしまいました・・)。すごくたくさんギャラリーがあるので、あらかじめ予習していく方がよいのかも。私はいきあたりばったりですが。

画廊によっては英文のリーフレットしかなかったり、(当たり前ですが)送り手の対象は、欧米のスポンサーに向いています。その割には、中国人カップル(たぶん)がギャラリーの入り口で撮影会してたり、観光客も増えたかなという印象。ギャラリー、お店の入れ替えも結構キビシそう。




今回購入したカタログ達。手前の写真は、「Paris-Beijing Photo Gallery」での、蒋鹏奕(Jiang Pengyi)のカタログ。私もなんだか撮ってしまう「廃墟」や暗い感じを、うまく「作品」にしてるなあと。

物欲が久々に、大爆発してしまった一日でした。

1月27日 藩家園旧貨市場 三里屯

2008-01-27 23:20:12 | 北京 朝陽区


またもや藩家園旧貨市場へ。
個人的に好きな、ブリキのオモチャを何か記念に・・と思ったのですが、疲れていたのか?なんだかお店のおばちゃんがあまりにも客慣れしたかんじでやる気消失、またもや何も買わずに退散しました。



売り物ではない魔法瓶ですが、のん気でカワイイ絵、おもわず写真を撮らせてもらいました。

余談ですが(私の顔が気に入らなかったのかもしれませんが)、写真を撮っていいかお願いして、断られたこと1回、撮るなら金払えと言われたこと1回(言葉が通じないふりをしてごまかしましたが・・)、ありました。2回ともおばちゃん。おじちゃんはたいてい快くOKしてくれます。私もこういう太っ腹な人間になろう・・。
まあ、お店なんだから写真を撮るだけの観光客なんて、よく思わなくて当たり前なんですけどね。


昼ごはんに「永和大王」で、牛肉面を食べた後(混んでいて相席、とても写真という雰囲気ではなかったので写真なしです・・)、三里屯で去年バカ買いした、オモチャ屋さんがあったので、行ってみることにしました(結果、お店は健在でしたが、ブリキのオモチャコーナーは縮小されていて、ちょっとガッカリ・・でした)。



三里屯は夜、お酒を飲みに来るところなので、昼間は閑散としています。
これは北側。




大規模な再開発のまっさい中で、オリンピックの頃に来ると、様子がかなり違いそうです。こんなデザインのビルまで。






「東三里屯」の辺りの、昔ながらのアパート。






工人体育場北路の南側。
本気で工事中だらけで、またもやなんだかモヤモヤした気持ちで(?)本日も終了です。


余談その2、今CCTV8で、「渡る世間は鬼ばかり」を放映しています。
一気に1日3話進みます。
まだ、えなり君はちっちゃくてカワイイ、本間先生はなぜ?と思うほど長子さんになかなか振り向いてもらえません。
ちなみに中国語の題は「冷暖人間」、泉ピン子さんの中国名は「泉品子」です。

放映していることは、口語(会話)の老師に教えていただいたのですが、その先生にとっても「渡鬼」は、とてもおもしろいそうです。
嫁姑問題(?)みたいなことは、万国共通らしい・・。
そして、兄弟がいるということは、ほぼ一人っ子だらけの中国人にとっては、とてもうらやましいことだそうです。

12月30日 藩家園旧貨市場3回目

2007-12-30 21:03:44 | 北京 朝陽区


中国では、1月1日を、特別お祝いする習慣はないといわれてますが、校門には「元旦」の文字。
街はまだまだクリスマスっぽいですが。




藩家園旧貨市場へ。着いたのは10時半頃。
今週末から、急に北京は寒くなりました。最高気温が0度前後。最低気温は-10度前後(内陸部の新疆や、北部はもっともっと寒い!)。
風が今日はそれほどでもないので、観光日和といってもいいかも。





何回来ても、私にとっては楽しいところです。
この前一目ボレした、カワイイ時計、まだありました。
でもオレンジ色がどうしても、私の持ちものになれない気がしたので、今回もあきらめました。お土産以外、何も買いませんでした。
もしかしてちょっとケチになってしまったのかも。
藩家園旧貨市場2回目





お昼は、またしても香港気分なので、国房商城の「一盅两件」にて。
虾饺(エビギョウザ)・葱油饼(ネギ入りお焼きみたいな感じ)・蛋挞(エッグタルト)・芒果布丁(マンゴープリン)・レタスのオイスターソースがけ・コーヒーで53元の豪華版。
食べすぎです。






せっかくなので、ラスベガスばり(ってほどではないけど)の、遊歩道天井のイルミネーションで有名な、お買い物スポット、「世贸天阶」へ行ってみました。
「国貿」から「永安里」まで一駅分プラス15分位歩いて到着。



途中、「国貿」駅周辺を眺めるとこんな感じ。



「秀水市場」から北へ向かう途中、古いアパートが続きます。
胡同とはまた違った、北京らしい風景。路の東側はかなり開発が進んでます。
古いアパートもそのうち姿を消すのでしょうか。



「世贸天阶」に実はちょっといってみたいカフェがあったのですが、思いつきで行ったため、探せませんでした(中国語でなんというのかも分からなかったし・・)。何階かくらいは、きちんと確認していかなくては(苦笑)。
コカコーラの販促イベントみたいのがあるらしく、リハーサル中。




夕方の地鉄駅を歩きたくなかったので、バスで帰りました。
夕暮れから夜に変わっていく感じが、すごく楽しいです。










帰るとCCTV6で、チャウ・シンチー監督が、「長江七号」プロモーションで北京に来た際に行った、ファンとの集い(?)を放映してました。
放映内容は、会場の観客(北京のいくつかの大学生が主)からの質疑応答と、「長江七号」の紹介です(かと思われます)。
以下、うまく写りませんでしたが、TVの画像をいくつか。







我々は星爷のファンだ~オ~(!?)みたいな雰囲気で、子役の子も登場し、なんだかしあわせ(笑)になってしまい、眠りこんでしまい、サワリしか見てません(けっこう大泣)。
結構楽しみにしてたのですが・・無念。
長江7号 公式HP

起きると2時、画面はなんとアンディ・ラウ主演、かの「墨攻」に変わっていた・・。1時間程観賞。なんだかまた「投名状」が観たくなってきました。

その後さらに、「卧虎」が始まり、これまた最後まで観てしまいました。朝5時半まで。
出演:曾志偉(エリック・ツァン)、呉鎮宇(フランシス・ン)、陳小春(ジョーダン・チャン)、余文樂(ショーン・ユー)、苗僑偉(ミウ・キウワイ)ら。豪華。よくある黒社会ものでおもしろかったです。が、オススメはあえてしなくても・・という感じ。中国本土では大ヒット、第2弾もあるかもらしいです。

中国にいるのってやはりいいなと思った一日でした。

12月16日 藩家園旧貨市場 2回目

2007-12-16 23:09:28 | 北京 朝陽区


ひさびさに、「藩家園旧貨市場」へ。
なんとか8時前に出かけました。朝の街はよいものですね。
今度はもっと早起きしようと決めました。







ああ、北京にこのまま永住するなら、欲しいものばかり・・。





1時過ぎまで、遊んでしまいました。
おミヤゲ以外、今回もガラクタは買わず。が、満足。
売り手の皆さん、お昼はカップラーメンで、なんだか見てると食べたくなってきました。
藩家園旧貨市場 前回の記事

「国貿」駅まで戻り、「建外SOHO」へ。
集合ビルで、基本はオフィス、飲食店、英語教室(客引きがたくさんいました)なんかが入ってます。

去年来た時より、お店が増えて、エリアとして充実(?)してきた感じ。
クリスマス特設コーナー(?)も(観覧車は建設中)、ありました。サンリオにワーナーに・・なんでもあり。ここは一応、金持ちバブリーエリアなんですが。



お昼は、大好きな「Grandma's Kitchen」にて。
店名の通り、アメリカンレストランなのですが、なぜかお気に入り。

お客さんはほぼ欧米系外国人ばかりで、最初引きますが、旅行者にとっては居心地がなかなか良いのです。
メニューはどれも(私にとっては)ハズレなし。お値段もかなりですが。
今日は自分へのクリスマスプレゼントってことで、大奮発。



写真では伝わりづらいですが、どれも結構巨大サイズです。

ピーナッツバターシェイク(カロリーはいったい・・)28元と、玉子料理のアラカルト(野菜バージョン)30元、オムレツを頼んだつもりが、目玉焼きになりました(苦笑)。中国語でオムレツ、なんというのかわからなかったので(=煎蛋饼 jian1 dan4 bing3 また頼んでみたいです)。
無理せず、英語で頼めば良かった・・。

が、ポテトはカリカリ、トマト、玉ねぎ、人参、パプリカ、マッシュルーム(どれもサイコロに切ってあります)、野菜がたくさん食べられて大満足。食べ切れませんでしたが・・。
シェイクはなんと飲み干しました。

Grandma's Kitchen  建外Soho B座0103 7:30am-11pm

12月2日 建国里 国貿

2007-12-02 19:39:11 | 北京 朝陽区
以前泊まったニューオータニの裏、「建国里」の辺りがどうなっているか、気になったので行ってみることに。







やはりここも取り壊し。
住居表示もすべて外されて、住人はほぼ残ってないと思いますが、ちょっとした食料品市場になっていました。写真を撮るのはかなりためらわれたので、撮っていませんが。



「国貿」駅近く。









「国貿」駅近く、ケリーセンターの前の「光华路」。なんだか別世界です。
もうすぐクリスマス。思わず、スターバックスでお茶してしまいました。

なんだかせつないような、夢をみているような1日でした。



9月22日 藩家園旧貨市場

2007-09-22 21:14:37 | 北京 朝陽区


北京に来たときは必ず訪れる大好きな観光名所、骨董品・玉石・ガラクタなどの大規模な市場、「藩家園旧貨市場」へ。

早朝に行かないと良いものはなくなる、と言われているのに(?)到着したのは10時。
骨董の世界は見るだけで、私が探している(?)のは、手巻きの目覚まし時計、ブリキのオモチャなど、ガラクタ類。
ココロひかれるお店はいくつかあったのですが、本日は残念ながら出会いはありませんでした。また来るね。

冬など2、3時間見て廻ると寒くてギブアップとなるのですが、秋なら何時間でもOK!ラッキーなんて思っていたら、地球温暖化だからか、もう9月下旬なのに今日も北京は暑い!お昼前に退散しました・・。






お昼は、「国貿商城」(お金持ちの中国人か観光客しかこないショッピングモール)にある、「一盅两件」という飲茶のお店へ。

ワンタン麺はまあまあ。マンゴープリンは香港のそれとはかなり違って、ちょっとかため、マンゴー少なめでしたが、さっぱりでなかなか。
お値段はインヨン茶とあわせて48元。
旅行客としてならこの金額でも安いと思ってましたが、学食なら約10回分・・。
でもそこそこ人が入っているのが不思議。

 


このあと近いので、秀水市場など覗いてみましたが、私にはやはり無縁の世界。
みんなそんなに安く、コピー品が欲しいのかい、となんだかむなしくなるんだよな~。本日は欧米人だらけでした。

明日は真面目に勉強します。




9月17日 東郊市場

2007-09-17 20:14:02 | 北京 朝陽区


Tシャツに影響されたか→9月16日の記事参照、どうしてもレトロな魔法瓶が欲しくなり、生活用品がたくさんあるという「東郊市場」へ行ってみました。







食べ物の屋台、野菜、肉、生活雑貨、厨房用具など本当にたくさんなんでもある広~い市場です。
が、お目当ての魔法瓶は見つけられませんでした。近いのがありましたが大きすぎる・・。結局何も買わずに帰りました。

東郊市場  地鉄1号線「大望路」下車 南に歩いて10分位