Traveling Mood

「北京の休日」より改題しました。
2007年9月~08年02月、北京滞在時の散歩の記録と、その後の雑記など。

1月31日 張自忠路・南鑼鼓巷周辺

2008-01-31 11:51:03 | 北京 東城区


地鉄5号線「張自忠路」周辺を散歩することに。
途中乗りかえ駅の「雍和宮」駅のホームにまで、新年の飾りが。
私の学校の最寄り駅には、何も飾ってありませんが・・。




「張自忠路」駅すぐの「魏家胡同」。
この辺りは取り壊しの雰囲気は(今のところ?)なく、生活感あります。




「汪芝麻胡同」。






「南剪子巷」。
こういうホーローのカップを探しているのですが・・。
このカップ、実際におじいちゃんがお茶を飲んでいたのです。
この通りはタテの道なので、何回か通ったので撮影できました(苦笑)。




「美術館后街」の角にあった立派な門。




「板厂胡同」。
そのまま「南鑼鼓巷」へ向かいました。






「南鑼鼓巷」は平日の為か、静かで(私にとって)いい感じです。
他の胡同に比べるともちろん、観光地っぽいですが。

1月31日 沙漏珈琲

2008-01-31 01:04:06 | 北京 食べる 飲む


いつ通りかかっても外観が素敵な、「沙漏珈琲」へ入ってみました。



店内ももちろんとてもいい感じ。
ゆっくり道行く人を眺めていると、いつまでも座っていられそうです。
カフェラテ30元とお値段もなかなかですが、もちろんおいしい。



2006年の「看电影」発見。
あさって2月2日、CCTV6で、「傷だらけの男たち」(スゴイ邦題・・)、そういえば放映されます。



お店の兄ちゃん。いい顔してたので、思わず写真を撮らせていただきました。
私の中国語があっていれば、モンゴルから来ているそうで、春節は家には帰らないそうです。
店の営業は今年は今週末まで(と言ってたと思います・・)。
名前を教えてもらえばよかったなあ。

その後調べてみたところ、「ブルータス北京特集」によると「沙漏珈琲」は、内モンゴル出身の兄弟のお店で、店内で月一回、演奏会も開かれているそうです。

沙漏珈琲 Sandglass Coffee 東城区帽兒胡同1号 6402・3529 
14時~翌1時 不定休








あったまったところで、「黒芝麻胡同」、「方砖厂胡同」と散歩。




「钟楼」が見える、「铃铛胡同」。
子供達も結構多くて、こんなところで育つ子もいるんだな・・としみじみ。




「赵府街」。
おじいちゃんも一緒に写真を撮りたかったのですが、むこうを向かれてしまいました。
おじゃましました・・。

「鼓楼大街」駅から、地鉄で帰りました。
気が付くと本日100枚以上、シャッター切ってました・・。びっくり。

1月29日 798芸術区

2008-01-29 02:08:05 | 北京 朝陽区
ジ・アザー・サイド・オブ北京ばかりでなく、たまには王道北京観光コースへ!
ということで、もと国営工場、今やギャラリー、カフェなどが続々とオープンする、アツイ注目スポット、798芸術区へ行ってきました。







工場として使用していたものをそのまま残して(今も工場として稼動しているところもたくさんあります)、「現代アート」と共存させているところが、やっぱりすごいなと。
私は「工場」っぽい感じ(意味不明)そのものが好きなので、はじめて来たときは、意味なく写真撮りまくりでした。





以下、敬称略。いくつか展示の様子をご紹介。

「798 Photo gallery」では、黄庆军(Huang Qingjun)、马宏杰(Ma Hongjie)2人の写真家による、雲南省からモンゴルまで、様々な家の前で、家具、生活雑貨等を並べ、家族とともに撮影した、「Family Stuff/家当」という写真展を開催中。
(たぶん)大型カメラですみまでピントをあわせ、少し甘くプリントした写真。

以前来たときは、中国の列車での人達を撮影した写真展(写真家の名前は失念・・)をやってたり、個人的に一番好きなギャラリー。写真集もたくさん揃っています。





ガイドブックにも必ず載っている、「798 Space時態空間」。
今回は「迷宮」という、ギリシャの、主に漫画、イラスト寄りのアーティストを紹介する展覧会を開催してました。





「Cans Book Shop」(台湾の店だそう)では、楊大治(Yang Dazhi)という画家の作品を展示中。
一見カワイイのですが、暗い部分もある作品で、カタログ作って欲しいなあと。
この店では「当代芸術新聞」という月刊誌も発行していて、内容ほとんどわからないのに思わず購入。50元。






有名カフェ、「At Cafe」にてお昼。さすがに欧米系のお客さんがたくさん。
コーヒーはスタバ価格で、レモン入りのお水まで出てきます(正確な値段忘れました・・)。
「At Cafeサンド」も、もちろん大満足の味。



壁に残るスローガンが有名らしい(?)ですが、席との間もゆったりで、居心地もなかなか。
今日はお昼時、かなり店員さんは大変そう。隣のイタリア人女の子2人組が食べていたピザも、おいしそうでした。





「Timezone8」、カフェも併設する、国内外のアートブックを取り揃えた大型書店。



ここでLiu Ye(漢字不明)の「Temptations」という画集購入。日本でも2005年に個展をやってたみたいです。私はアート系全く詳しくないので無知ですみません。
NYでの個展のカタログとのことで、すごく高価(私にとっては)、なんと260元。漢字は一文字もなし。
が、なんともガーリー(笑)で、一目ボレしてしまった為、あきらめきれず購入。
後悔するよりいいけど、発送どうすんだ~(結構大きい)。何やってんだか・・。



オモテ表紙とウラ表紙。







「オリンピック前」とはまた違った、「今」の空気を感じることができ、「アート」と聞くと拒絶反応が出る私でさえ、まる一日かなり満喫(去年の北京旅行の際も、実は2回来てしまいました・・)。すごくたくさんギャラリーがあるので、あらかじめ予習していく方がよいのかも。私はいきあたりばったりですが。

画廊によっては英文のリーフレットしかなかったり、(当たり前ですが)送り手の対象は、欧米のスポンサーに向いています。その割には、中国人カップル(たぶん)がギャラリーの入り口で撮影会してたり、観光客も増えたかなという印象。ギャラリー、お店の入れ替えも結構キビシそう。




今回購入したカタログ達。手前の写真は、「Paris-Beijing Photo Gallery」での、蒋鹏奕(Jiang Pengyi)のカタログ。私もなんだか撮ってしまう「廃墟」や暗い感じを、うまく「作品」にしてるなあと。

物欲が久々に、大爆発してしまった一日でした。

1月28日 牛街

2008-01-28 23:31:10 | 北京 宣武区
北京の西南部、回教徒(イスラム教徒)が多く住んでいるという「牛街」へ、バスで出かけました。




「牛街」停留所近くの、「吐鲁番」(トルファン)という名のレストラン。
清真(回教徒用の豚・牛肉を使わない料理)の食堂といえば緑色の看板なのですが、街並みも気のせいか緑色っぽい気が・・。






996年に創られたという、「牛街礼拝寺」へ行ってみたのですが(ほぼ昼12時)、鍵がかかっていて中に入れませんでした。
一応、回教徒でなくても参観可能とのことだったのですが・・昼休みか?
そして、入り口付近にいた子供とおばあさん2人に、お金をせがまれ(あげるべきなのかもしれませんが、中にも入れないのになぜ?あげませんでした)、なんだか気分が盛り下がってきました。




「礼拝寺」近くの「輸入胡同」には、羊肉のお店、食堂などが並んでいます。
楽しい気分ならすごくおもしろい通りです。肉のかけらなども少々ちらばってますが・・。










つきあたりの「教子胡同」。
食堂がたくさん。



馬?・・。




「培育胡同」「法源寺后街」は「拆」だらけ。ちょうど取り壊しが始まったというかんじ。
今さらですが、もっと早く来れば・・・・・・(泣)。




「西砖胡同」。今日も廃墟めぐりです。

私は「古いもの、歴史を大切にしよう」とか言いたいのではなく、この北京の変化を少しだけでも見届けたいなと思っているだけです。
それでも北京は、快適さを求めて街が没個性化し、(私を含めて)内面まで「個」が希薄な日本の様には、ならないとは思いますが・・。
(また、日本と中国どっちがいい、とか比べている訳でももちろんありません)

1月28日 宣武門駅周辺

2008-01-28 23:12:28 | 北京 宣武区
宣武門駅近くの「崇光」(そごうです)中のフードコートにてお昼。
ここのフードコートは本当に大きいです。



草食の私にしてはめずらしく、ダックとBBQチャーシューのせご飯、エッグタルト、カフェラテ、計34元也。
意外にチャーシューが油っぽくなくて(カロリーはすごいと思いますが)、お気に入り。日本のラーメンに入ってるものとは全く別物、濃い目の味付けで、八角が効いていて固め、香港でも食べなかったのに・・。何でも食べてみるもんですね。



カフェラテは「happy lemon」というチェーン店にて(「仙踪林」系列らしい)。微妙にお値段抑え目です。
温かい飲み物にはマフラーを巻いてるカップ使用、カワイイ!
(冷たいもの用カップは、ほんとに巻いてません。)
見かけたらぜひ、お試しを(笑)。



そごう裏の自転車置き場。いきなり世界が変わるからすごい。



壁にぶつけてテニスをする子供達。近くに警備員らしき人もいました。
北京はやっぱりおおらかだなあと思う瞬間。


元気が出てきたので、もう少し散歩することに。
「宣武門外大街」の西側に入ってみました。





「拆」(とりこわし)だらけの胡同とは全く違う(お屋敷街ともまた違う)、目にたくさんの色が飛び込んでくる、生活が感じられる通り。



これを引いて毎朝どこかで「煎饼」を焼いているんでしょうか。
「煎饼」とはクレープの様な薄い生地に、揚げパン(のようなもの)をはさんだものです。
「煎饼」ってこんな食べ物 写真はこちら 記事の後半に出てきます
写真には写ってないですがその、揚げパンが少し残ってました。






「储库营胡同」から続く、「三庙街」は「拆」でした。
昨年実はこの「三庙街」、通ったことがあり、リヤカーでやってきた果物屋や、小さな商店が並び、とてもよい感じだったので、どうなったかなあ~と来てみたのですが、やっぱり・・。










「上斜街」を通って、宣武門駅方面に戻りました。
学校がいくつかあるせいか、壁画(?)が目立ちます。






宣武門駅前のカトリック教会「南堂」(宣武門天主堂)。
中国風の庭にマリア様像。

1月27日 藩家園旧貨市場 三里屯

2008-01-27 23:20:12 | 北京 朝陽区


またもや藩家園旧貨市場へ。
個人的に好きな、ブリキのオモチャを何か記念に・・と思ったのですが、疲れていたのか?なんだかお店のおばちゃんがあまりにも客慣れしたかんじでやる気消失、またもや何も買わずに退散しました。



売り物ではない魔法瓶ですが、のん気でカワイイ絵、おもわず写真を撮らせてもらいました。

余談ですが(私の顔が気に入らなかったのかもしれませんが)、写真を撮っていいかお願いして、断られたこと1回、撮るなら金払えと言われたこと1回(言葉が通じないふりをしてごまかしましたが・・)、ありました。2回ともおばちゃん。おじちゃんはたいてい快くOKしてくれます。私もこういう太っ腹な人間になろう・・。
まあ、お店なんだから写真を撮るだけの観光客なんて、よく思わなくて当たり前なんですけどね。


昼ごはんに「永和大王」で、牛肉面を食べた後(混んでいて相席、とても写真という雰囲気ではなかったので写真なしです・・)、三里屯で去年バカ買いした、オモチャ屋さんがあったので、行ってみることにしました(結果、お店は健在でしたが、ブリキのオモチャコーナーは縮小されていて、ちょっとガッカリ・・でした)。



三里屯は夜、お酒を飲みに来るところなので、昼間は閑散としています。
これは北側。




大規模な再開発のまっさい中で、オリンピックの頃に来ると、様子がかなり違いそうです。こんなデザインのビルまで。






「東三里屯」の辺りの、昔ながらのアパート。






工人体育場北路の南側。
本気で工事中だらけで、またもやなんだかモヤモヤした気持ちで(?)本日も終了です。


余談その2、今CCTV8で、「渡る世間は鬼ばかり」を放映しています。
一気に1日3話進みます。
まだ、えなり君はちっちゃくてカワイイ、本間先生はなぜ?と思うほど長子さんになかなか振り向いてもらえません。
ちなみに中国語の題は「冷暖人間」、泉ピン子さんの中国名は「泉品子」です。

放映していることは、口語(会話)の老師に教えていただいたのですが、その先生にとっても「渡鬼」は、とてもおもしろいそうです。
嫁姑問題(?)みたいなことは、万国共通らしい・・。
そして、兄弟がいるということは、ほぼ一人っ子だらけの中国人にとっては、とてもうらやましいことだそうです。

1月26日 亜運村

2008-01-26 18:35:55 | 北京 海淀区


いまだに横を通り過ぎることしかなかった、オリンピックメイン会場を見に出かけました。
実は私の学校から路線バスで5,6駅と、結構近くにあるのです。
今日は土曜日、昼間さすがに道はすいていて、すぐ着きました。



「北辰路」という停留所にて下車。
「鳥巣」国家体育場がすぐ見えます。あまりに人工的な風景。
建物自体はほぼ完成していそうです。




「水の泡」国家遊泳中心。




向かいはテーマパーク「中華民族園」。今日は、開会式まであと195日。








あたりは古びたアパートはもちろん、昔ながらの街並みの面影は皆無。
東京でもありえない、スケール大きすぎの、超近代的な街並み。
上海なら見ることができるのかもしれませんが。






かなり歩き疲れたので、手軽に入れそうな食堂でお昼。
おなじみのトマト玉子炒めがかかった麺、「西紅柿鸡蛋面」8元。
香菜、ショウガが効いていておいしい。
今ではもう学食で食べることが不可なので(泣)、ついつい頼んでしまいました。






食堂があったのは、「慧忠里」という「鳥巣」のほぼ東側。
まだまだ辺りは工事中でした。




パンダ好きの私としては、1990年アジア競技大会のマスコット「パンパン」も必見(苦笑)。
パンパンは、五洲クラウンプラザホテルの近く、「匯欣国際公寓K座」マンションの前にいます。
パンダ好きの方以外は、特にわざわざ行かなくてもよいのかも。
すこし横には、「鳥巣」も見えます。




帰りの「亚运(亜運)村」停留所近くの風景。




学校に戻り中に入ると、木々が多く、車も少なく、好きな風景は人それぞれですが、私にはやっぱり天国のようだなあと実感しました。

1月25日 授業終了 雑誌のことなど

2008-01-25 16:31:30 | 北京 学生生活


今日で学生生活終了。
といってもテストが終わったあと、授業に出てくる学生はほとんどいません。
私はこの後永遠に、学生生活というものにお目にかかれない可能性大なので、授業に行きました。

おととい、学校主催のさよならパーティー(?)があり、その後カラオケ(私はここでリタイア)→若者達はクラブ→部屋でさらに飲み、だったので、昨日1コマ目の授業に出てきたのは私一人。
おかげで1対1で先生と世間話(といっても辞書を引きながらですが)ができたので、とても楽しかったです。なんだか得した気分。

そして今日は一応3人、授業に来たのですが、3コマ目、先生がこない・・?(たしかに隣のクラスは学生なんてだれもいないけどさ・・)
なんだか中途半端に学生生活終了となりました。
そして、クラスのほぼ3分の2の人たちは、今週末までに帰国してしまいます(もう帰国した人もいます)。
時間がたつのは、本当に早いものです。




バスケコートは相変わらず賑わっています。




これは校内の小さな商店街(?)。
床屋、カフェ、八百屋などが並んでいます。






学校付近のアパート。


私はいまだに若者向けの雑誌が好きなので、少しだけご紹介(してるカッコは、まったくもってストリート系ではありませんが)。
"milk"はもともと香港の雑誌で、そのせいか北京の売店に並ぶのは、結構遅めです。
クリスマス特集なのに年明けに並んでいたりとか・・。
週間と、特別号、季刊のものなどいろいろあります。



週間の方は、日本のストリート系雑誌に通じるものが。
のってる服も(たぶん)それほど時差はないかと。
写真家のテリー・リチャードソン特集号などもあり、特にファンでもないくせに思わず購入。中身はほぼDIESELとのタイアップでした・・。







季刊(月刊?)の方はもっとハイファッション寄り。
万里の長城でフェンディがショーをやっていたなんて、私はこの記事ではじめて知りました・・。すみません。
上海の新しいデザイナー、ブランド特集の記事もあったりします。







ロゴになぜかパンダが登場する“0086”。最近創刊されたらしく、これは2号と3号。
“TOKYO STYLE”という写真集をご存知の方には、あんな感じの、住んでいる部屋、好きなものなどを載せて、今の若者の暮らしぶりを伝えようとしているページが印象的。
ファッションのページもやりすぎってくらい結構斬新です。
香港の俳優、サム・リーも登場していて、相変わらずカッコいいなあ・・と思う私。
年取ったからって、あんまりいいかげんなカッコをするのはやめよう、と誓った私でした(ちょっと意味不明)。

1月22日 梅蘭芳記念館

2008-01-22 23:04:18 | 北京 西城区
ついにテスト終了!うれしいような、うれしくないような・・。

ちなみに、これを書いているのは1月23日なので、もうテストの結果も出ています。
「馬馬虎虎」=中国語でまあまあ、なのですが、まさにそんな感じ。
とても中国語で会話が出来る!というレベルにははるか及ばないし、少しかじりましたという程度(個人差がものすごくあるので、もちろんクラスメートの中には、会話も結構いける人が何人かいますが・・)。
帰国後も勉強を続けて自分なりに力をつけてから、また少しの期間、会話能力向上の為に(悲しいことに私は会話が一番苦手)来ることができればいいなと思います。




最近の北京は最高気温がだいたいマイナス2,3℃です。出かけるときうっかり手袋を忘れた為、寒い・・。

本日は、陳凱歌(チェン・カイコー)監督、黎明(レオン・ライ)、章子怡(チャン・ツィー)出演の映画、「梅蘭芳」の予習(?)の為に、「梅蘭芳記念館」へ。
梅蘭芳(1894~1961)は、日本を含め数多くの海外公演を行い、国際的にも名声が高かった京劇の女形(by地球の歩き方)です。







記念館は、人民共和国成立後に住んでいた四合院を改造し、梅蘭芳の一生を写真とともに紹介したコーナー、実際に着用した衣装、梅蘭芳が描いた絵などが展示してあります。
中日戦争前に来日した際の、歌舞伎役者(名前失念・・)との記念撮影もありました。
これまた撮影禁止でしたが、家具などをそのまま残して展示ある部屋もあり、これがなんともレトロモダン(?)な良い感じ。
私が言うことではないけど、侵略戦争がなかったら、内戦も文革もなかったであろう中国。
文化という点では、もっともっと豊かだったのかもと思うと本当に残念。もちろん文革で壊した後に生まれた、新しい力(?)もたくさんあるのかもしれませんが。

梅蘭芳記念館 护国寺街9号 9時~16時(月曜休) 10元(学生5元)
私の学生証でもなんとか5元でOKでした。入り口のおばちゃんは、あんた本当に学生?といわんばかりに、私の顔をシゲシゲと眺めてましたが・・。




「梅蘭芳記念館」のある「护国寺街」は、古き良き北京を偲ぶにはおすすめの(?)、賑やかな通りです。かなり再開発の手も入っていますが。



そのまま、まっすぐ「前海」方面に向かって、「定阜街」、「南官房胡同」と抜けていきました。




「定阜街」にある、「輔仁大学旧跡」(現在は北京師範大学の分校)。




「南官房胡同」にあった、凧の店。








「南官房胡同」には、有名な(?)「胡同PIZZA」をはじめポツポツと、イマドキのお店がならんでいます。

1月22日 什刹海・鼓楼

2008-01-22 22:34:57 | 北京 西城区


またまた什刹海(前海)沿いにあるスターバックスにてお茶。
気負わずに入れて、落ち着けるのでついつい・・。




暖かくなったところで、什刹海沿いに鼓楼まで散歩。
スケートをする人達で、結構賑わっていました。






今日は観光客らしく、鼓楼に登ってみました。20元。
上の写真で、うっすら手前に写っているのが鼓楼です。



登りきったところで、ちょうど太鼓ショーを見ることができました。
これまた地球の歩き方によれば、30分ごとにショーを行っているそうです。



北京の街が見渡せます。西にはかすかに西直門駅、中央広播電視塔が見えます。



北には鐘楼。





これは南側。景山公園と北海の白塔が見えます(写真では見えづらいですが・・)。
すごく北京らしい風景かと思います。

北京に来たときには、私は必ず鼓楼か鐘楼に登っているのですが、年々ビルの面積が拡大し、昔ながらの街並みはほとんど残っていないのが、よく分かります。



鼓楼脇にある商店。




なんとショックなことに、先週土曜日で、大好き(苦笑)だった第1食堂の営業が、冬季休みとのことで、終了してしまいました(もちろん他に食堂はありますが・・)。
上の写真が最後の晩餐に・・。
あと北京生活も少しですが、残念。