タニシの おうち (^、^川

 パグ雄とミックスちゃん(★)
保護パグと大タニシの 物語 

奇跡の生還 つづき

2022-08-17 23:31:13 | 日記
どうしよう どうしよう 困ったなぁ・・
そうだ! 息子2に電話しよう
タニシ「もしもし お前 お酒飲んでる?」
少し 戸惑ったように「いいや 飲んでないけど・・」
タニシ「おとんが マムシに噛まれたかもしれなくて 合流して病院に連れて行ってくれない」
息子2「えーー?分かった 」
実は 2は 釣り場で餌が売り切れて無くなり 仕方なく帰り コンビニで買ったばかりの
ビールの缶の蓋を取る瞬間だったらしい(笑)
突然「今 飲んでる?」なんて電話で言われたので 驚いたのかもしれない

タニシは そういう事が 結構あり「どうしてわかったの?」と
友人も 何度か❓ラインで聞いてきたり 驚きのスタンプなど(笑)

タニシ「おかえり~」
友人「 どうして?今仕事終わったのわかったの?」
同時にメール出した事も 数知れず 

そんなこんなで 息子と合流するまで 1時間運転しました
地元の総合病院には 入口には鍵がかかっていて 入れませんでした
電話したのに ガードマンもいませんでした 
スマホで電話をすると 主人のスマホに出たのは消防士の救急隊の方でした
「こちら消防署の〇〇ですが 、患者さんのご家族ですか?」
タニシ「はい 妻です」
隊員「実はご主人が マムシに噛まれたかもしれないと来られたのですが 意識を失われて
今 病院へ運んでいます 何かあっても我々が 必ず病院へ運びますから安心してください」
タニシ「はい! よろしくお願いします!」
隊員「奥様 大丈夫ですか?1人で来られますか?」
タニシ「大丈夫です 息子と合流して行きますので」
隊員「そうですか?気を付けて来て下さい」
タニシは 息子の借家に車を置き 息子の車に乗って 無事に病院に行きましたが

主人もそうですが 息子も片手運転などするので 怖くてドキドキしました
自分では分からないでしょうが まるで蛇行運転で 安定感がありません
タニシ(心臓に悪いから、やめてくで~)と いつも思います



奇跡の生還を願う・・・・

2022-08-17 11:33:31 | 日記
お墓のロウソクの火を灯しに行った主人が帰ってきたので、部屋をのぞくと
足の親指から血が出ていました
タニシ「どうしたの❓血が出てるじゃない
主人「草むらで 何かチクッとしたんだと傷口をいじくりまわしていました
タニシ「草とか。かやで切れたんじゃァないの?」と以前 息子にもらったカットバンを
タニシ「これでも貼って 綺麗に治るから」と渡すと主人も素直に貼っていました
やれやれ 何をやらせても まともに出来ない男だなぁ・・・と居間に帰り座った途端
タニシの頭にふと(マムシ・・)と浮かんだのです

まさかね‥もしそうなら腫れるだろうし・・今頃いるのかなぁ??
念の為、今一度見にいくかと 思っていると
珍しく主人が来て〈腫れてきたんだ
「まさか?マムシじゃあないよね?早く病院に行ってきなよ」

(ちょっと待てよマムシだったら毒がまわるじゃん・・運転大丈夫なの?)
タニシ「送ろうか?」
でも寝る準備してたので (着替える時間も 惜しくはないか?)と思い
主人1人で行かせたものの もし途中で何かあったらどうしよう・・
(そうだ病院に電話しておこう)

タニシ「もしもし 予約も無しで申し訳ありませんが 主人が行くかもしれません」
ガードマン「困るんですよね そういうのは」
タニシ「すみません もしかしたらマムシの毒が・・・一応みてもらえませんか?」
ガードマン「仕方ないですね 看護婦につなぎます」
看護婦「もしもし 変わりました 」
タニシ「すみません 予約しないですみませんが マムシかもしれなくて 1人で病院に向かったので 行くかもしれないので 少しでも確認できませんか?」
看護婦「もし本当にマムシだったら 少しでも早く大病院へ行かないと駄目ですよ」
タニシ「え 私が連れていく事になりますか?」
看護婦「そうなります」

タニシは方向音痴で昼間でも行けない場所に どうしよう‥と頭で考えながら
「今時 マムシっているんですか?「いますいます」」
タニシ「分かりました すぐに準備して行きます」

この看護婦さんの テキパキした回答の おかげでタニシは 即 主人をおいかけました

普段は のろまな亀のタニシですが 危機がせまると 頭がフル回転するのです
この後 思いもよらない展開が・・・

パグ婆は タニシ家に来た日から 主のように なついていましたが 
亡くなる前に 歯が1本抜けたのですが その頃から起きる数々の不思議な
出来事の多い事・・・ 

どうしよう タニシ 真っ暗なのに 知らない場所に行けないよ・・・
とにかく 行かなくちゃ・・

その頃主人は 意識を失い 大病院へ運ばれているのでした・・
一体 主人に何があったのでしょう・・・






川での遊び方を 知らないのでは?

2022-08-11 23:14:32 | 政治
昔の子供は 家族で海だの プールだのといけなかった
夏休みには 近くの川で皆泳いでいたが ちゃんとルールがあり
上級生も入れた 大勢で川で泳いだり遊んだりしていた

時間を守り 首にかけた名札を陸に置き 時間が来ると
川から上がり 10分休憩するとともに 無事の確認などしていた
そもそも まずは川を石で せき止めて 下流に流れないようにプールを作り
その中でしか泳がないので 流されるなんてありえないし
せき止めた場所も夏休みが終わると 元に戻してたと思う

タニシの記憶の中でも 川で誰かが溺れたなんて記憶もないし
園児の頃から どの辺りが深いとか知ってたと思う
見知らぬ土地の川で 泳ぐとかするのは 
川の知識もない大人が 子供に注意できないのと
海のように 果てしなく広い景色と違い
見た目で 勘違いし油断するのだろうと思う




川は底も歩きにくく 滑りやすいし こければ石に
頭を打つ確率も多く 海よりはるかに危険なのだ
川にも離岸流があると聞き驚いた
しかも海と違い 渦巻に誘い込まれたら大人ですら逃れる事は難しいとか
タニシも1度 海で離岸流にあった事があるが 
その当時、離岸流の知識がなく
のちに(あの時 そうだったんだ…)と思いました

目の前でジタバタ溺れているタニシを見て 目の前にいる男性は
「ハハハ 何やってるの?」と笑って見ていたのです
まさか目の前で溺れているとは気づかない程、すぐそばでした

タニシと友人は必死で陸に上がろうと、もがいてましたが
あと50Cmほどまで近づいても 足元を砂と波ですくわれアッと言う間に
引きづり戻されて、溺れそうになりました
どうして助かったのか?記憶がありませんが・・・・
そういえば その時お守りにはめていた指輪を無くしたと今思いました
一緒にキャンプに行ってた皆と 目の前で笑ってた彼も 必死で探してくれましたが
広い海で見つかるわけもないのですが
今 書きながら初めて あの指輪は 身代わりになってくれたのかも?と
離岸流の知識を知ったのは それほど後の事なので 
何でもそうですが 知識があれば いざと言うときに 助かる可能性も高い

変な宗教を信じて 助かる命を見殺しにするよりも
自分の雑学や経験の方が よほど自分や周りも救う事になります
昔は便利な機械が無かったので 子供でも筆箱にカミソリのような刃のナイフは
普通に入っていました
でも、それで友達を脅すなんて事は冗談でもやりません
しいて言えば 親に買ってもらった消しゴムを切り刻んで遊んで叱られた
経験は1度くらいはあったかも(笑)
子供の頃の鉛筆削りは、大人になって やがては包丁や多くの刃物に変わっていきました





心が痛む 優しさ

2022-08-03 12:24:40 | 日記
和尚さんが いらっしゃいました
タニシは 前日から あれこれと準備していました

まず 入り口の庭の草をとり 歩きやすくしました
仏壇も綺麗に磨き ホコリの1つも無いように
花も供物も水も綺麗にしました
仏壇の花も 心を込めて 綺麗に飾ります

自分の身支度もしっかりとした後
勿論 掃除も和尚さんの見そうな所は すべて終わり
線香は煙の少ない物を15本程足しました
ロウソクも新品に変えました 
灰も線香の燃え残りが無いように 綺麗にしました
マッチは箱から1本のぞかせ 取りやすくしておきました

隣の部屋から行くように扇風機を置き 仏間にはサーキュレータをつけ
ロウソクに風が当たらないようにセットしました
お座布団は 法要ではないので普段使いのにしました
起きた時 即家中の空気は変えておきました
家の周りはヒノキに囲まれているので 緑の風が入ってきます
台所では パッキンが潰れて止まらなくなった水が 常にぽちゃぽちゃと
涼しげな音を立てています

ちゃて 朝7時に 来られました
線香は やはりタニシが足した15本の中から3本使われていました
和尚さんも 煙がモクモク出る中では 咳が出ちゃいますよね
世代交代したあと 若い 和尚さんは自前で 持って来られたのを 気付いたので
タニシは その線香を大切にしまっておきました
和尚さんが来られた時に 足して置く為にです 

お茶を取りに行く前に 主人に耳打ちしましたが 
鈍感なので タニシがササっと お布施を渡してしまいました

いつもは 良く冷えた お茶と和菓子とオシボリなどを出すのですが
コロナの昨今 都会ではペットボトルで渡すと言ってたので
そうする事にしました
移動は車なので手荷物にもなりませんので

タニシ「すみません 迷ったのですが ペットボトルにしました」
「まだ これから 周られるんですよね?」
主人と世間話をしてた 和尚さんに お布施と冷たいお茶を渡してしまったので
「すみません」と思わず立ち上がろうとする姿に
(すみません・・せかしているわけでは・・)と思いましたが(笑)
黙っていると 誤解されたくないので
タニシ「最近は猛暑なので 涼しいうちに 早く周って下さいと
言葉をそえました

和菓子は食べないって分かっているのですが 必ず出します
今年はキキョウの花のを買っていましたが
持ちまわるのも? タニシが食べちゃいました(笑)

タニシの した事は??? 優しさなんだけど。。。
もしかしたら 和尚さん お茶飲みたかったかなぁ?
タニシ「いいよね?他所で出してくれるよね?
主人「大丈夫だぁ 他所はきっと出すよ 田舎だから」

タニシだって 邪魔する姑や 我儘な親戚が居なければ
ちゃんと 心遣いは出来るんだ 

和尚さんの お父さんの頃は 庭で車を脱輪したり
義妹がカーテンの裾に隠してた灰皿を知らずに 蹴っ飛ばしてしまったり
義妹「誰ーーー?こんな所に灰をぶちまけて!
和尚さんの父上「すみません 私かも・・知らなくて」
一同・・・シーーーーん
主人「お前が そんな所に 置くからだ

或る時は 忙しすぎて 雑巾絞りのままで出しかけたオシボリを
たたみ直してくれた人 「タニシちゃん これ?枕カバーだよ
タニシ「 気付いてくれて ありがとう」
和尚さんに 出す前でよかったーーーーー
多分 洗濯物をしまうときに 同じタオル地で 間違えて 一緒の場所にしまったのでは?

その他にも 聞けば爆笑の失敗は 原因が殆どの場合 姑か 主人の親戚
コタニシ1が 「おかん 書けばベストセラーになるよ」と冗談言ってました
その結果 優秀な息子達を こんなバカげた家に同居はさせれないと
タニシは判断しました

大切な息子や お嫁ちゃん達に タニシのような苦労はさせたくない
でも 将来は不安では あっても 今は お互い気を使いながら
皆仲良く 相手を思いやる余裕もあります
誰かが犠牲になる家庭なんて不満がたまるのは 当たり前です
苦労の無い世の中なんて きっと 暇でろくな人間が育ちません

辛い事でも 自分の望む事は きっと苦労ではないでしょう
自分が望まないからこそ 苦痛なのです