
卒業の子祝ぐ(ほぐ)花束の淡き彩


風のまだ硬くて梅の蕊きれい



漸うに晴れくる夕べ春三日月

今日は、中学校の卒業式。
以前から「ばあばは卒業式は行かないね。」と孫に伝えていた。
理由はいろいろ。
卒業式は両親に見守られ、が子にも親にも最高な事、それで十分と思う。
ばあばはそろそろ、孫に関わり過ぎは「卒業」しなければ。
昨夜、娘からのLINE「卒業式来ないの?」にも「うん、○○にも前から言ってる。金曜は忙しいし、早起き苦手だし」
だけど本当のほんとのことを言うと、卒業式で号泣する(私が!)のが怖いから(笑)(笑)
号泣するに決まってるもの。
幼いあの子が成長していく姿を、ずっと側で見てきた。
悩んだり苦しんだり、泣いたり、黙り込んだり。
それ以上に、無垢な素顔や世界一の笑顔も見せてくれた。
中学入学式の時の不安げな様子、あれからあっという間に卒業。
年寄りには、あっという間の三年間だが、思春期突入の子にとっての三年間は、きっと重たかったり悩んだり…
繊細で共感力の強い子は、勉強以上に友人関係で、悩んだ事が多かったと思う。
昨日、「卒業おめでとう」とささやかな、小ぶりの花束を差し出すと、のろのろと部屋からでてきた孫娘。
「写真撮るなら、ダサい部屋着だから、花束だけ撮って」とそっけない。
ああ中学生、いやもう直ぐ高校生!今までのような可愛いだけの子どもじゃない!と妙に感慨深い。(笑)
帰宅して、庭の白梅を見れば三分咲きになってる。
雨続きで寒い日々。
今年は、春の花全般の開花が遅い。
少しだけ青空がのぞく。
もしかしたら、お月さまが見れるかな、となんと真上!
雲が途切れたちょうど真ん中。
三日月としたが、月齢は5.1歳。
まだこのあとも、天気はスッキリしない模様。
固い蕾の紅梅の間のお月さまも撮って。
寒い卒業式の日となったが
式後は、友達とモールなどに出かけ、プリクラ撮ったりと忙しい(らしい)孫娘。
娘(孫の母親)がきっと式の様子の動画などを送ってくれるだろう。