陽光のたおやか 今朝のラベンダー
恋猫の 騒がしく過ぐ 出窓かな
いつの間に 家のそちこち 夏兆す
私が持っている歳時記と、電子辞書の歳時記、季語の季節が微妙に違う。
当然、書籍の歳時記の方が正しいと私は思うのだが…。
角川学芸出版の、「合本 俳句歳時記」と私の電子辞書との違いだけど、春から夏にかけてのこのワード。
夏兆す 立夏 小満
これは歳時記なら、夏の項。
電子辞書は、春 なのである。
で、迷う。
夏は、立夏(五月五日か六日。)からと歳時記ならこれが普通。
でもちょっと、電子辞書の「言い分」(笑)にも納得してしまう。
実際に肌で感じる季節は、少し前とは違ってきている。
咲く花々も、およそ早くて、もう春の花でいいんじゃないかと思ってしまう。
ラベンダーも紫陽花も夏の季語。
季節に先駆ける季語として、夏兆すも立夏も、春の季語とした。
と電子辞書。
私としては、ほんとはどっちでも良い。
その時のその気分で、どちらも採用している。(逆に便利?)
まだ夏にしちゃうのは、早い気がするけど、家の窓辺や玄関の花は、夏の花ばかり。
春の終わりから初夏の頃。
一番爽やかな、でもあっという間に過ぎてしまうこの季節。
だからこそ、満喫したい。
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