蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

寒落暉

2025-02-01 17:56:00 | 日記





    寒三日月内なる彩の固つぼみ









         春隣幽玄の月と師のライン














          編みぐるみのボタンの眼(まなこ)寒落暉


















二月の初日は、朝から冷たい雨。
明日二日は「節分」である。

昨日、冷え込んできた夕方、必死に探す「月齢1、6歳」の月。
この後の週間予報は、雨と雪。
今日を逃すと、お月さまはしばらく見れないだろう。

夕焼け空が色褪せた頃、ようやく見つける細い細い月。

なんとか撮る事ができた。
スマホだからこれでもよしとして。

中3の孫娘、体調も戻りこの金曜日、久しぶりの登校。
約一週間の家籠りは、時間が経たなくて閉口したそう。
久しぶりの学校生活は、とにかくあっという間に時間が経った〜
と今日、元気に話してくれた。

書道教室は本日休み。
ところが書道の先生から、思わぬLINEを貰う。
「書き初めと社中展の結果と展示会のお知らせ」

三月でとりあえず、書道は辞めると孫娘。
少し残念がるばあばと書道教師。(何故かウマが合う(笑))
でもまあ、よくやった…かな。
ほぼ九年間頑張った。
「社中展、また一緒に行こうね。お祝いもしようね。」と話す。

編みぐるみのヘビ。
娘の勤務先の顧客のお婆さん。
編み物好きで何かと作っては、人に差し上げるのが楽しみとか。
去年の暮れに、家にお邪魔した時「ヘビ」の編みぐるみが沢山あり、他愛ないお喋りから「私の母、巳年なんです。来年は年女!」なんて言ったものだから「あらーそれなら是非ひとつ持って行って!」と。

一番可愛いのもらったよ🩷と。(笑)
ヘビの置物は、とかく気味悪いものが多いけど、これは確かに可愛い。
ちょうど良い敷物(ニットタワシ😅😅)もあった。
ありがたく、障子付きの出窓に飾り毎日眺める。

障子は、四季折々の色、映り込む木々の姿など、微妙に違うものだとこの年になって、その良さがわかる(気がする👵)









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冴ゆる夜

2025-01-30 21:23:00 | 日記








       お日さまにそっとアピール冬たんぽぽ













       山茶花のうふふあははと花盛り












       裸木となりて途方に暮れている











       冴ゆる夜のからだのどこかポキと鳴る








縦書きアプリで、編集してみました。
本日は試験です🙇‍♀️
お見苦しいと思いますがご容赦ください。


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寒椿

2025-01-27 21:57:00 | 日記
















       寒椿 気づきしときは 寂しとき


































       曇天を 低空飛行 冬椿





















       ほか弁で いいかな 風邪治りかけ












  (ほっともっとのサイトより)








なんとも体調の悪い一週間だった。
先週月曜の夜から、喉に違和感、徐々に激痛に変わり、朝の目覚めの悪い事。
うがいをしたり、葛根湯やトローチで様子見。

風邪引いたかなぁ…

夫はもう三週間程咳が止まらず、病院にかかろうともしない。
「その咳なんとかしないと。人に移すかもしれないし、何より自分自身きつくない?病院行ってよ。」
月曜で、病院は混雑が予想されたが、それでも夫はかかりつけ医院へ行き投薬してもらってきた。
「なんか話して薬もらっただけ。」

でもなんとなく安心(私が(笑))

私自身は日中なんとか凌げるけど(ちょっとだるさや疲れやすさはあるものの)夜間、喉の痛さ鼻詰まりで眠れない。
それは日を追う毎に酷くなり、ほとんど眠れない日が続いた。

昼間はなんとか頑張る。
夕飯を作り孫たちに届ける。
これだけやれば私の任務完了なのだから。

孫たちのマンションの玄関に夕飯弁当を置いて、言葉少なく帰宅の一週間。(木曜までだが)

金曜朝、かかりつけの内科に電話。
医院の駐車場に停めたらまた電話ください。とのこと。
「熱ないのになぁ。」だが今はとにかく風邪症状があれば車内待機と決まっている。
私的には、重症でもないのに、医師看護師さんたちを右往左往させるのは申し訳ないな、という思い。

あまり待たされることもなく、若先生と看護師さん、重装備で車まで来られる。
これまでの経過を話し、喉などを診て「コロナ、インフル検査しますか?」と聞かれて
周りにコロナやインフルエンザの人はいないし…何より高い熱など出ていないんですよね。
検査はしなくて大丈夫…と思います。

わかりました。咳、鼻水のお薬処方しますね。お大事に。

これですっかり安心したのだが…
この日この夜から、更に咳も鼻水も止まらない。
微熱が朝晩だけ出る。

翌土曜は、孫の書道教室。

困った。
朝、孫からのLINEで「ばあば早めに迎えに来て〜」

この子に移すわけにいかない。入試間近なのに。

「ばあばね風邪ひどくてさ🤧
今日は送迎だけにする😷泊まるのは今日はやめたほうがいいと思う」
少しして孫から返事。
「わかったーーそうするね
ばあばきついよね ごめん」

送迎の車の中、当然マスク装着で会話もあまりなく。
帰りは、せっかく予定があったろうにと不憫でならない、がマンションへ直帰させた。

私はといえば、土日こそ完全に休養して二日間で完治を目指したのだが。
症状はあまり良くならずだるさが続く。
酷い鼻水や咳は、入浴が良いとネット検査して知る。
そう、三日入浴していない😱
夫が飲み会の日曜、夕方意を決して(笑)熱めのお風呂に。
するとほんとに、鼻と喉が心地よい。すーっとする感覚。呼吸がすごく楽〜✨
ゆっくり湯船に浸かり、ささっと体を洗いこれまたささっとシャンプー、再度ゆーったり湯船に浸かり。
その後は、速攻で二階の我が部屋に。加湿しながらヒーターで湯冷めを防ぐ。髪を乾かしながら。

多分完璧!
九時前には就寝。
眠れないけど、部屋は暗くして加湿マスクして…
ところが10時過ぎ、娘からLINEが入る。
孫が38度の発熱、明日仕事半休を取って病院に連れて行く。
ばあばもずっと体調悪かったんだね。大事にしてね。

あー
えっ?あの時土曜の車の中、時々咳をしてたけど、孫も具合悪かったんだ。私ったら自分の事ばかり。

翌月曜日、昼前娘からの連絡
「コロナだった。感染はおそらく先週木曜頃。今週木曜まで休校。でも入試が来週金曜だからこの時点で良かったと思わなきゃね。」

はぁ そうだったのか。

娘からは、今日はとにかくばあばも無理しないで夕飯はいいよ。
に思わず、じゃ ほか弁どうかな?
メニューサイト見て決めてよ。
孫にはお粥作るから。
とLINEをした。

もう今更先週を悔やんでも仕方ない。

ほか弁を届けて、孫の様子を見てなんとなく安堵して、
時間が余り、裏の小道を散策。椿はもう咲いていた。

突如現れた低い空を飛ぶ飛行機。自分を重ねた句がうかぶ。

寒椿って綺麗なんだけど寂しくて心許ない。




コメント (2)
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冬萌え

2025-01-23 22:38:00 | 日記





















       そちこちに冬芽 ほっこりと日溜まり




   冬萌えや 空の深さと 土の香と






















       空真青 梅のつぼみの 夢語り


















       青空を 機影一点 冬の梅























       吾の喉に ついに来たりし 夫の風邪






















       トローチを 舌で転がす 冬日和







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暖かな大寒

2025-01-21 11:52:00 | 日記




















       山茶花の 咲いてこぼれて 恙無し



























       ピザに蜂蜜 山眠りて 穏やか



































       隣家の蝋梅 盗撮のごと 撮り

















       大寒や 行く末は 色ならば白

























       床の間に 千両の赤 居残りし





大寒とは思えぬ暖かな月曜日。
先週土曜あたりから、今週いっぱい最高気温13〜15度の暖かな日が続くとか。

受験が間近になってきた中3の
孫。
毎週金曜の「面接試験」の練習の度、発熱するという試練💦
極度のあがり症、緊張しい。
それでもなんとか頑張っている様子。
土曜は書道教室も休まず行き、日曜は友達の誕プレを買うから、ばあばお願いとモールへ。

前回あまりの混雑で諦めた ピエトロでランチをしてしばしの休憩。(これは多いに私が癒される為のランチ(笑))
本番に向け頑張れ!あと少しの辛抱と心の中でエールを送る。

この四月から、暮らし振りが大きく変わるだろうなと密かに思う。
夫は二期4年務めた地区の区長が任期満了となる。
次期の役員さんもほぼ決まり、引き継ぎ業務に入った模様。

孫娘たちはそれぞれ高校生、中学生に。

いつだったか、中3の孫娘「高校生になったら、ばあばんちに泊まりに来るって変だよね?」などと言ったことがある。

えっ?誰が言ったの?そんな事。
お母さん(我が娘)かぁ??
なんて思い「そんな事ないよ!高校生でも大学生になっても、仕事するようになってもずっと泊まっていいよ!そのためのばあばんち、じいじんちよ!」

だがよくよく考えたら、それは孫娘の成長の証、自分自身のばあばからの旅立ちを決意する言葉だったのかも、と思い至る。

それも良し。もちろん良し。

そんな事も含め さて。
どんな新年度になるかな。
少しだけ自分ファーストで行くかな?
なんて考える暖かな冬真っ只中の一日。
(千両は、年末近所のお爺さんから沢山いただいた。
松や菊は枯れたのに、千両だけは変わらず鮮やかな赤を保ち続けている。
今は床の間に千両だけ活けて、というかガラスの花瓶に挿している。それなり様になっている。)

コメント (2)
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