蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

初桜

2023-03-18 10:01:00 | 日記











       わたししか 未だ知らぬはず 初桜












       馴染めぬと 心疼いて 夕永し





書いては消し、を繰り返す。
今の思い。
嫁して46年にやがてなる。
長い月日は、全て過去のこと。

でも、こういう事態になれば(義母の最後までの時間が、目の前に迫ってきた。)
こちらの家族、親族の在り方考え方が、どうにも理解し難い、が湧き上がって来て、気持ちが落ち着かないが本音。

これまでのことが否応なく蘇る。
それは私にとったら苦痛この上もない事。

延命、看取り、葬儀に至るまで。
夫が舵を取る…。義弟たち、親戚たちをたてながら。

何故か、妻や我が子たちが蔑ろにされ感が堪らない。

夫はそうではない、と言う。
価値観の違いはどうにもならない。
わからないものはわからない。

夫と私は違う。
郷にいれば郷に従う。当然の事。
ずっと実践してきた。
でも、受け入れられないものも、事もある。
何故?が先立つ最近。
おかしいのは、多分、私。

我が母のように「おばあちゃん(義母、鬼のようなすさまじい人だった。)のおかげで、私がある。おばあちゃんに何もかも助けてもらった…。」などと、今の私は、正直思えない。

毎日、心の隅はさざなみが立ち悶々とする、母のように崇高な心を持ちたい。



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