蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

桃の節句

2023-03-03 21:57:00 | 日記




















       雛の日や 姑にみやげの 菓子を買う













































       玄関を 引き返し見る 桃の花























       口元の 見えぬ女雛の 白き顔








   































       桃の節句とて いつもの月昇る




雛祭りの日。
毎年、孫の為に何かしらの雛祭りパーティーをしていたけど、今年は全く忘れていた。
金曜は(孫の食事作りの)お役御免の日。
そして、去年、母から45年前に送られてきた(贈られた、が正しいかな。)七段飾りの雛人形を、隣町の保育園に寄贈した、という事もあって全くお雛さまの事を忘れていた。

お雛様を飾らない罪悪感を毎年感じていた。
罪悪感…。
は本音としてなくなったけど、空虚。って自分勝手だけど。

孫たちの、お決まりのちらし寿司や蛤の吸い物。ケーキや苺。 
何にも買わない。
不思議と、モールやスーパーへ行っても、お雛さま関連の食材などには目もくれない。
薄情である。  

その代わり、という訳でもないけど、今日は、お義母さんの靴やパジャマなどを買う為、モールを梯子。
サイズを探すのに思いの他、時間がかかった。
施設へ向かう途中には、人気のケーキ屋さんがあり、数年前から何故か饅頭を売るようになった。
なかなか評判が良い。
買って行こうと思い立ち、混み合う駐車場へ、ちょっと苦労して停める。
エントランスには、プランターにパンジーや寒白菊などが、可愛らしく並んでいる。
玄関前には、桃の花の束が大きな鉢に活けられてる。
玄関の扉を開ける前に、もう一度見る。やっぱり引き返してスマホで2、3枚撮る(笑)

玄関を開けると、お雛様が、クッキーなどの並ぶ棚の一番上に。
存在感ある、このお雛様は、数年前は、確かカフェコーナーの、中央に飾られていたはず。

まじまじと見る。
レジを待つ間。おまんじゅうを片手に。ちょっとだけ、棚におまんじゅうを置かせてもらい写真を一枚。
このお雛様、意外に顔(目が!)が怖い。
孫たちが、お雛様を飾っても興味を示すどころか、怖いからあまり見たくない、と言っていたのを思い出す。
(でも、我が家のお雛様は、優しい顔をしていた。)

いつもなら、ケーキを買うところ、だが今日は、白餡黒餡のおまんじゅうのみ。

義母の施設へ急いだ。
パジャマや靴、おまんじゅうに主任さんが、恐縮してくださり、義母に声をかけるけど、本日も無視。(笑)

夕晴れの空にお月さま。
暮れていくに従い、煌々と美しい。







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2 コメント

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Unknown (りたいあまん)
2023-03-04 10:56:47
こんにちは。
以前にお孫さんが怖いと
言っていたお雛様はこれですか。
女雛さまはセンスでお口を
かくしているように見えます。
お年寄りにはケーキより饅頭の
方が喜ばれるようですね。
楽しい週末になりますように。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-03-04 11:19:53
りたいあまんさん、良く覚えていてください
ましたね。

で、今確認しました(笑)
過去のブログ、2020年の3月3日。
このケーキ屋さんのカフェで、孫たちと
ケーキなど食べました。
その際の親王飾りのお雛様と、やはり同じ
…のはずが、女雛の顔。微妙に違う気が。
扇子で口元をかくしてないし、目も穏やか(
に見える。凝視しても見える。)
スマホ写真だから、なんとも言えませんが、
ちょっと気になります。

因みに孫娘が怖いのは、このお雛様に限った
事ではなく、リアルに美しい、しかも白い顔
が怖いらしい。
しつこいですが(笑)我が家の、母が送って
くれた女雛さまは、穏やかな優しい顔でしたよ。

我々世代は、ケーキよりお饅頭ですよね😊✨
(でも私はケーキも大好き😋)

りたいあまんさんも、楽しい週末を。✨
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