帰宅の道中 未だわずかに残る雪に足をとられないよう慎重に歩く
最後の難所が 我が家の前の私道だ 多分 凍結の道…だろう
昨年まで 降雪の翌朝 どこよりも早く 雪かきをしたものだ が、
今年はいけない 昨日、今日と 朝から出かける予定が詰まっている
なによりも このところ膝の具合がひどい 少しの庭仕事で酷く痛むのだ
僅かな距離とはいえ雪かきは確実に 膝を痛める
敢えて付け加えれば 我が家の前とはいえ この道は私の出入りに殆ど関係ない
隣家の車の出入り時にスリップするかもしれない その防止の為のみに早朝からの
雪かきに精を出していたのだ 隣家からはご苦労さんの一言もない
怨みがましかったり、愚痴っぽかったりだが 今回の降雪からは免除願いのだが
当方の事情を伝えたくも 訳あって亡妻存命中から 隣家との交際を断っている
夕方帰ってみると いつもなら陽射しで溶けているはずの残雪が今年に限り凍結
明日は 嫌々ながら 又、膝が痛むのを覚悟で 凍った雪を掻きださねばなるまいと
憂鬱に思うのだ 我が家の前だけが 雪道のままなのだ