風来坊の忘備録

晴歩・雨読 日々の雑感 不定期便

羽黒神社・川口

2020-11-30 22:33:59 | 日記

一日の雑用を 昼前に済ませて散歩に出る 事前に調べておいた羽黒神社が今日の

目的地  地図に小さくその名が載ってはいるが初めての訪問 期待はしていない

往々にしこの種の神社は小さなやしろのみで 期待外れの事も多く落胆させられる

案の定 神社の名は大きいが 町内の集会場と、個人所有と思われる墓苑 の片隅

だがこう言った人知れずひっそりした どこか穴場のような寺社は嫌いではない

参拝を済ますと 失礼しカメラを構える 特にお断りすべき人も見えないので無断   

小さいとはいえ六地蔵もあれば石仏も数点備わっている 見れば末社のような社も 

ここで いたずら心が 扉が施錠されていなかったのを幸いに そっと開けてみる

と・・・これはまた。。。。。

羽黒山との因縁はしらないが 何でここにと思う 知識の浅い身が知らないだけで

それなりの繋がりが あるのかもしれない だが私は とても悪い事をしたようで

見なければよかったと 急ぎ扉を閉ざした             そういえば

昨日、散歩途中 なんということのない道端で転倒した それもあって今日は自重

友人の紅葉狩りの誘いを断ったりもしたのだから じっと家で読書でもしていれば

よかった そうすれば どことなく不敬な こんな思いをしないで済んだのに と、

軽い後悔を伴った今日の 散歩だった

 

     かわぐち はぐろじんじゃ  埼玉県川口市東内野

 

 

 


石田神社

2020-11-27 21:51:27 | 日記

この道路わきに追いつめられて フェンスに囲まれどこから接近して良いのやら

何とも荒廃感漂う神社が 石田三成を祀る神社であるとの事 信じ難い思いだが

由来は 三成の側室の孫が乳母に守られ 幕府の追跡を逃れ、この地にやってきた
 
逃げきれぬと観念し、大刀と孫をこの地の豪農家に預け 養育を依頼したという
 
その孫が先祖の霊を祀ったのが 当、石田神社で一族の氏神となった・・・とか
 
真偽のほどは定かではない 武将・三成を祀るには余りにも 貧弱ではないか
 
歴史をひもとけば 遺族はそれほど冷遇されたわけではなく 生き永らえたと聞く
 
どうもその点からも 眉に唾つけたい話ではあり 個人的には信じられぬ思いだ
 
 
拝殿前の石に彫り込まれた各々4文字『万民安寧』『帝国静謐』気に入らない
 
まるで 戦時中の国民への戦意高揚のようではないか 後日、備えられた物で
 
在ればいいのだが それにしても「石田三成」には 相応しくないと思うのは
 
私だけだろうか
 
     いしだじんじゃ 埼玉県川口市辻
 
 
 
 
 
 

稲魂社 浦和

2020-11-26 18:56:29 | 日記

「稲魂」を「闘魂」と読み違えていたようだ 近ごろ闘争心をなくし趣味の穴倉に

閉じ籠っているばかりの 自分自身を鼓舞するたっめにお参りすべきかと。。。。

 

社会人生活をとうに卒業し 競争社会とは決別「もう誰とも競わなくていいんだ」

点数至上の世界とは縁を切って 趣味の世界に自らを埋没させようと心に決めた

なんと居心地の良い世界ではないか そお思ってきた ここ数年それで通した 

だがそうは問屋が卸さない ここににも点数社会が追いかけてきた しつこくも

逃げようか それとも適当にいなし避けようか 闘争心を奮い起こし再戦するか

方向定まらぬ 中での稲魂社詣り なのだが

来てみれば屋敷神ほどの小さけれど立派なやしろ どっちつかずの我が心のように

慌てるには及ばない大勢の友もいることだ成り行きに任せようかと、 稲荷を参拝 

 

      とうこんしゃ  さいたま市南区大谷場 

 

 


起志乃天神

2020-11-25 18:31:44 | 日記

ふらりと立ち寄った 小雨模様のこの日 普段なら境内で遊ぶ児童の声がするの

だが さすがにこの日は無人 六百数十年前 京都北野天神より勧鎮座したもの

であり 「文教都市」を標榜する 当地の守護神でありながら住人の移り変りと

今次大戦の争乱から一時は荒廃の度を加えたようだが 地元の方のご尽力により

復活、今は地元に根付いていると聞く 

天神社、天満宮は菅原道真を祭祀とするようだ (別の説もあるようだが)

道真が亡くなった後、平安京で落雷等の天変地異が相次いだことから「道真の怨霊が

雷神となりそれが天に満ちた」 事がその名の由来と聞くその後、道真が優れた学者

であったことから天神は「学問の神様」ともされ、多くの受験生が合格祈願に詣でる

参拝して筆を買うように立ったとか

当神社での参拝風景は知らないが、 普段ここで遊ぶ学童たちも その時期になれば

筆を買い求め 合格を祈願するのだろうか 頑張れ!遊べるのは今のうちだけだ と

今ここには見えない学童にエールを送った 

        きしのてんじん さいたま市浦和区岸町

 

 

 

  

 

神明社の福だるま

2020-11-24 22:17:57 | 日記

中国禅宗の始祖 達磨は南インドに生まれたというが実際は謎に包まれた人らしい

嵩山の少林寺での厳しい修行が有名で 「面壁九年」の故事が伝わる

人々に生きる喜びと力を与えた菩提達磨は、150才あまりの長い生涯の終わりを

日本で迎えたともいわれている

  『転んでも転んでも 其の度に起き上がり また一から始めなさい 

   今度はきっと うまくいくでしょう』 これが達磨の心とか


神明社では 拝殿の前でいきなり『福だるま』に出会う 拝殿内にも・・・・

以前は初詣の参拝者に縁起物として提供していたらしいが いつしかこうした形に

なったらしい  

赤い達磨は病厄を除け 家内安全・商売繁盛を願い 白い達磨は幸せを呼ぶという

商売繁盛や幸せまでは望まないから せめて厄病退散だけ 頼みます と、

ちいさな明神様に ひたすらの思いを込めて 伏し拝んだ

 

        きしまち しんめいしゃ さいたま市浦和区岸町