やむを得ないこととはいえ 公演が ほぼすべて中止状態
国立劇場 3月歌舞伎もまた 同様の憂き目に
悲観するばかりではない これをネット配信してくれた
いわゆる無観客公演 もちろん熱気も雰囲気もまるで伝わらない
場を盛り上げてくれる『音羽屋!』といった掛け声もない
そんなさみしい観劇ながら 中止となった「義経千本桜」の 通し狂言を観る
古典芸能に 興味を持ち出して日は浅い、有名な演目であるにもかかわらず
何等知識もない 昨夜、敢えて事前にそれを仕込むことなく"画面”をにらむ
通し公演は 延々と続く 実は前半は眠さをこらえ
後半は小さな画面であることを忘れ 固唾を飲んで最後まで
そして感激した
古典の世界ってなんて素晴らしいのだろう
歌舞伎は高い入場料もあって 敬遠していたが 状況が好転したら
真っ先に劇場に足を運ぼう そんな日が一日も早く来ることを期待し、信じ