代山 正八幡宮は日光御成道に面して鎮座している
日光御成道は、江戸時代将軍の日光社参専用道路であった。
元和3年「徳川家康の遺骸が駿河の久能山から日光に移された時、将軍秀忠が
日光に向かった時が御成道の最初の通行」という。
以降、日光社参に利用された街道となったことから 幕府管轄となったと伝わる
この先 岩槻が当夜の泊りというから 行列一同 緊張と空腹を抱えて この地を
歩いたことが 想像される 多分八幡様参拝などは思いもよらなかったことだろう
当時の殷賑ぶりは不明ながら 現在は街道沿いの幾分さびれた鎮守様である
半分、駐車場となった境内では数人の男達が 食後の喫煙所とし談笑しているほか
ほかに 参拝するものとてなくただ 索漠とした広場は寂しいばかり…だった
だいやま しょうはちまんぐう さいたま市緑区代山
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