今シーズン初の冬型気圧配置。
冷たい強風が届かない東紀州へ向かいました。
新宮行き普通電車
いや気動車で南下し
尾鷲の一つ手前の相賀駅で下車しました。
すると何やらイベントらしきマイクの声。
ちょっと覗いて見ると小学校の運動会。
天狗倉山を背景に
なんとも羨ましいロケーションです。
架替中の相賀橋を渡り渡利登山口へ。
急階段を登ってアプローチです。
高台からはリアス式海岸の眺め。
子鹿や猿の群れとも出会いました。
ハンモックでしばし休憩。
白い雲が浮かぶ青空と
木々の緑を眺めながら
ゆったりした時間を過ごせました。
輪切りの丸太が並ぶ
作業小屋を過ぎると
間もなく引本浦浅間山。
ここにもハンモック。
引本浦や天狗倉山。
便石山が良く見えます。
年配の方二人と出会い
声をかけられ稜線
(といっても標高200ぐらい笑)
を進むと西方向が開け白石湖が見えてきます。
そしてP217に立つと素晴らしい眺め。
北東の海岸には入組んだ半島や島々が浮かび
その向こうには真っ青な海と丸みを帯びた水平線です。
コルになっている小浦峠を過ぎ急勾配を登ると
左手に白石湖の全景が見えてきます。
養殖筏が浮かび独特な雰囲気。
その向こうには天狗倉山と便石山。
その間に高峰山です。
さらにロープ場を登ると引本浦の最深部が見え
地峡部もくっきり。
リアスマニアには堪んない眺めです。
間もなくで生熊山頂。
ここは眺望なしで先に進みます。
稜線をゆっくり左へカーブしながら降りていきます。
左手に尾鷲湾に浮かぶユニークな
名前の割亀島や桃頭島。
八鬼山や頂山の姿も。
前方に大田賀ノ頭の姿が見えると左へカーブ。
謎の水溜を跨いで最後にユルユル登ると
今日の最高点・大田賀ノ頭です。
南側がチラッと見えますが
眺望はあまり良くありません。
多少アップダウンありですが
ここからは南及び南西方向に降りていきます。
北〜西方向が時折開けていて
自動車道や奇跡の清流・銚子川を見下ろせます。
綺麗に刈り込んである
笹の道をどんどん降りると防獣網。
潜って〜の指示通り進み
眼下に相賀の街並みが見えてきたらもう少し。
採石場跡の断崖絶壁を恐る恐る通り抜け
P86を登り返し右へカーブして
用心して降りると目の前に銚子川。
橋を渡って市街地へ。
下山完了です。
帰りは海の幸で一杯。
明日は滋賀福井県境の山です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます