この日は伊賀の霊山に行く予定でしたが
冬型の気圧配置が強まり
北風に乗って雨雲が流れ込みそうだったので
影響が少なさそうな松阪へ。
ある雑誌で「香肌イレブン」
という11座を紹介していたのを思い出したのです。
松阪駅に7:55に到着。
少々時間があるので
お気に入りのパン屋さんにて
ショコラパンとチュロスで
エネ補給。
8:20の「道の駅・飯高駅」行きバスで
登山口のある大石へ。
登山道は4つありましたが
棚田の風景が見たかったので
一番東側の都コースを選びました。
青空が広がり南側の斜面のせいか風も弱く
日があたる背中はポカポカ。
上着を脱いで登り始めました。
やはり棚田の石垣は素晴らしかったですね。
民家や小川の流れと相まって
風情があります。
山頂までの道のりには
各合目毎にも標識があり
しっかり整備されていて迷うことはありません。
廃屋になった民家や銀杏の大木
展望のいい尾根や神社など
飽きさせない展開で
時間をあまり感じることなく山頂に到着しました。
頂からは北と南方面の眺望が素晴らしく
遠く養老山地や
名古屋の高層ビル群まで見ることができました。
山頂付近にはあと2つのピークがあり
その一つには「のろし跡候補地」
というなぞのお知らせがあり
もう一つにはなにもなくがっかり(笑)
帰路は阪内へと下りましたが
こちらは谷道で小川の流れのほかは
あまり見どころはなく
整備されてなく歩きづらかったです。
それもそのはず
林道まで降りてみると通行止めの看板。
かなり古いので
もう整備するのをあきらめてる?
倒木が多かったり
細くて片側が急崖になっているとこもありますが
普通の登山道(地形図の点線表示)
より余程しっかりしているので
いつも山に登っている方だったら問題ないと思います。
阪内バス停に着くもバスは40分後。
時間があるので散策していると
お腹が空いてきたところにパン屋さん。
ポツポツと雨も降ってきたので
お店に入りパンを購入すると本降りに…
テーブル席があったので
お願いしてしばし横なぐりの雨が降る光景を眺めながら
パンを食べてると
なんと店員さんが温かい飲み物を出してくださって感激!
手がかじかむぐらい寒かったので
嬉しかったです。
少し話にも付き合ってくれ
バスの時間までゆっくりしていってくださいとのお言葉。
ほんとにこの場所
こんな山間部にLiaisonというお店があって
しかも洒落たスペースで雨宿りできて…
幸せな気持ちになりました♥
谷の棚田➝白猪山➝阪内散策
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