スメールから新緑の池杉山・ナメラ山・岩屋口山。今年初リス。

松阪駅からバスで１時間半。

終点のスメール(ワンちゃんと泊まれる森の温泉)に９時到着です。

坂を登り蓮ダムの湖面へ。

奥香肌湖という名がついています。

これから登る稜線を見ながら県道を遡り

橋を渡って

トンネル手前の階段を登り斜面に取り付きます。

想像はしてましたがいきなり急斜面。

枝を掴みながら必死に登ると右手に尾根筋が見えてきました。

なんとか身体を引っ張り上げて

尾根に取りつきますがやがて藪掻き涙。

ビックリして飛び出たのか、

突然リスが現れました。

かわいい〜今年初リスです。

藪を突き抜けると視界が開けて伐採地。

振り向くと輝く湖面と緑の山々。

右手にさらなる尾根筋。

倒木祭りを乗り越えて辿り着きます。

ようやく標高500ほど。

ここから標高899の入道ヶ塚まで小一時間

岩場と藪が交互に現れます。

尾根筋でなにかの電源コードがあるので

ルートを外すことはありませんが

障害物が多く踏み跡が薄いので

その都度ルート選択を迫られ時間がかかりました。

入道が塚の先は多少勾配が緩くなり

右手の山並みや

ツツジ科の花(アカヤシオ?)を楽しみながら高度を上げ

30分ほどで

池杉山頂に到達。

西〜北方向の眺望抜群。

桧塚や高見山が間近に見えます。

二重稜線を下り登り返すと

10分ほどでナメラ山です。

なだらかな山頂で木々に遮られて眺望はよくありませんが

新緑の向こうに山々が見え綺麗です。

昨日の台高山脈稜線のブナはまだ芽吹いていませんでしたが

このあたりは競うように芽吹いて輝いています。

さらに西に向かうと

P1115の北側の木々が伐採されていて

180°のパノラマが楽しめます。

このコース一番の眺めですね。

高見山地の稜線の向こう側に室生火山群の山々も見え隠れ。

コルまで下りて登り返すと

岩屋口山です。

ここでひと休み。

倒木に座り南側の台高の山々を見ながら昼食を済ませUターン。

ナメラ山頂を南側にトラバースして下山道ヘ。

踏み跡ほとんど見当たらず

地図とGPSを頼りに急斜面をスライドしながら降りていきます。

正面に時折台高の山々。

迷岳や野江股ノ頭

池木屋山に赤倉山。

そして昨日登った千石山も見えます。

半分ぐらい下ると

モノレールが現れたので

片手で掴みながら15分ほど進むと

小屋のなかにトロッコ。

どうやら現役の木材運搬車のようです。

左にカーブしていたので

そのまま進むとすぐに県道が見えてきて無事下山完了。

渓谷や湖畔の景色を眺めながら

１時間半県道を下ってスメール帰着。

昨日はたくさんの人々と出会いましたが

今日はリス一匹だけ(笑)。

でもこの土日

天気に恵まれ気持ちいい山行ができました。

バスの時間まで散歩。

スメールから見た飯盛山北峰です。

次週は大台ケ原の予定です。