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Más vale prevenir que lamentar.

藤原岳~竜ヶ岳縦走

2021年05月16日 | トレイルに挑戦!

5月15日早朝。三岐鉄道西藤原駅に7時過ぎ到着。

予報と違い雨の天気にテンションは上がらず・・・

パーカーのフードをかぶりスタートしました。

山の姿は雲に隠れて全く見えず。

登山口で入山を思案しましたが

その間3つのグループが入山したので決断。

念のため入山届を提出して表登山道へ。

5合目付近から雲の中に入っていき視界は10メートルぐらい。

小雨が降り続いていましたが汗がでて蒸し暑いので、

パーカーを脱ぎ頂上を目指します。

8合目まではしっかり整備された登山道です。

小学生の遠足でも大丈夫そう。

そこから頂上までは多少歩きにくくなりますが

地図を見る事もなく藤原山荘に到着。

見えるはずの頂上もガスってて全く見えず

標識を頼りに進むと複数の話声が聞こえてきて

まもなく山頂なんだと気が付きました(笑)

360度真っ白。幻想的な風景でした。

ここでも先に進むかどうか少し迷いました。

予報を確認するとこれから日中のさらなる悪化はなさよう。

計画通り縦走して竜ヶ岳を目指すことにしました。

が、山頂からのくだり道が赤土で思っていたより滑りやすく

ときおり後ろ向きになりながらの下山。

それでも大きくバランスを崩して木の根っこに腰を強打。

帰りたくなってしまいました涙。

 

しばらくうめきながら座り込んでいると

痛みが引いてきたのでゆっくりとリスタート。

這うようにして急斜面をくだりました。

縦走道ではときおり迷ってしまいました。

 

まずは多志田山頂。案内板がなく(見落とした?)

気が付くと青川方面に向かっていたのでUターン。

 

次は治田峠をすぎて2つ目のピーク付近で

尾根筋を西側に外れいつの間にか斜面を歩いていたので、

道がないところを尾根まで登り復帰。

 

そして銚子岳口の分岐を過ぎたあたり。

1088mのピークをかすめるところでまたも・・

縦走路を見失いました。

ここではGPSを頼りに笹原を横切り復帰。

 

その直後1006mのピーク脇でまたも道を外れ、

霧の向こうに突然池があらわれビックリ!!

すごく幻想的な風景。

迷わなければ出会えなかった景色に感動。

ここでは持っていた紙の地図を確認しながら縦走路に戻りました。

途中、銚子岳にも寄りました。

この後は宇賀渓に降りる道との分岐を右に折れると山頂はまもなく。

ガスがなければもう見えているはずが

ここまできてもまわりは真っ白。

 

頂上が近づくにつれ人の気配や熊鈴の音が多くなり

最後の急斜面を登っていくとおぼろげに山頂が見えてきました。

到着は正午ごろ。

目を凝らすと結構な人・ひと・ヒト。

いくつものグループがそれぞれ固まってどうやら昼食の模様。

烈風が吹き荒れていて、とてもゆっくりできる状態ではなかったので地図を確認。

風に向かって降りる道を避けて石槫峠へ向かう道を選択。

うまく風を避けられほっとしたのも束の間。

結構な急斜面で石に手をつき木の幹を握りながら・・・

 

さらにこんな天候にもかかわらず結構な登山者の数で、

その踏み跡がとくに滑りやすく避けてときおり脇の草の上へと。

 

時折痛む腰を押さえながら2度と転ぶまいと用心に用心を重ね下山。

途中思いがけず2匹の鹿と遭遇!

後ろの雌?

が振り向いたのでしばし見つめ合ってしまいました(笑)

かわいい~~

ヤシオが満開。きれい!

木々の若葉も綺麗。

縦走路に別れを告げ

白い露岩をロープを伝いながら降りていると、

まもなく雲から脱出!

眼下にアスファルト道路が見えてきました~

山頂から半時間ほどで石槫峠に到着。

 ここからはしばらく舗装道を進み

途中から熊谷登山道へ。

近年の大雨のせいか谷川沿いの道がいたるところで寸断。

時折沢歩きや

壊れた丸木橋のわきを石伝いに渡ったりを

余儀なくされるので注意が必要です。

 石榑峠から小一時間でR421に出て

つり橋を渡り

東海自然歩道で福王山麓を経由。

菰野町田光へ。

コンビ二で腹ごしらえ。

15時17分のバスで帰路につきました。

 


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