津で伴走の練習会のあと
足を延ばして久々に車でアプローチ。
ここはバスでは難しい場所ですね。
いつかはコンプリートしたい三重百山のひとつ。
面白い場所だと聞いてやってきました。
お寺で入山料を払おうとすると
お坊さんからの「行場巡り」の説明が始まりました。
コースは鎖場が多くあり
今日は岩が濡れていて滑りやすく
危険な場所もあるので
無理だと思ったら迂回路を通るようにとのこと。
階段を登ってお堂の左手にある
鳥居をくぐり登山道に入ります。
最初の岩場「油こぼし」。
なかなかの急勾配で鎖を使って懸命にのぼると
行者岩が現れます。
岩屋本堂に回りこんんで見上げると
鎖もロープもない・・
ロッククライミングのように
でっぱった石を掴みながら足場を探し慎重に。
一歩間違えば滑落ですね~
なんとか迂回路を使わずに登れました。
眺めが良く
西方向には矢頭山~髯山の稜線。
南東方向にはこれから向かう山頂が見えます。
少し登ると「小天井」のピーク。
ここからの稜線はキノコの道となっていました。
最高峰の「大天井」を越えると
亀石・鞍掛岩・蟻ノ戸渡など。
次々に奇岩巨岩があらわれ景色も良く楽しませてくれます。
小尻返からは岩屋本堂など伊勢山上の全貌が見渡せます。
鎖を伝って5・6mはあるかという岩を降りると
最後の見せ場の飛石。
くだって元居ヶ原という場所までくると普通の山道となり
白山比咩神社の跡地に出て急階段を下ると終了。
お寺に戻って下山を報告。
迂回路を使ってなければ裏行場を紹介してくれます。
裏行場までは川をくだって5分ほど。
ここも油こぼしからスタート。
すぐに岩場が現れますが
雨が降り出し滑って登りにくい~
3回目の挑戦でようやくよじ登り
一番の見どこ「獅子ヶ鼻」
表行場の稜線が良く見えます。
ここでは決して下の地蔵を見ないようにとの
警告があったのを思い出し
鎖場を降りて山道へ。
ここで思わぬ尻もち。
滑りやすいので注意です。
戻りがてら河原で手を洗い駐車場へ。
ときおり雨がパラつきあいにくの天気でしたが
かなり楽しめました。来て良かったです。
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