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Más vale prevenir que lamentar.

姫越山から芦浜へ

2022年08月02日 | トレイルに挑戦!

今日も鈴鹿の天気が不安定な様子。

車を借りれたので南へと走らせました。

旧紀勢町錦の日の出公園に車を停め

中河内川沿いを歩くと

正面の高台に登る

白い手摺の付いた階段が目に入りました。

地図を確認すると

どうやらその先に登山道があるようです。

津波の際の高台の避難所を過ぎると

尾根沿いの登山道に入りますが

やがて藪漕ぎに。

 

結構掘れてる道もありますが

こちらは倒木が多く歩きにくい…

標高200の漁港が見下ろせる展望台までくると

だいぶ歩きやすくなります。

大台ヶ原が見える

ビュースポットを過ぎると

道が緩やかになり

やがて分岐点に。

放置されたテレビアンテナがある前姫越に立寄って姫越山へ。

眼下には熊野灘が見え

波の音が響いてきます。

姫越山北峰まで足を延ばしてUターン。

姫越山に戻り東にある狼煙台跡へ。

しっかり残っていてビックリです。

さらに東に向かうと分岐点。

ここをくだると芦浜に出るはずですが…

道が消えてるそうで

さらに稜線を進むと

一定間隔にある(20-30mぐらい?)

コンクリ杭に気が付きました。

「中部電力」とあります。

どうやら広大な芦浜を囲う稜線の内側は

今でも中部電力が所有していて

原発建設を諦めていないのか

それともここになにか作るつもり?

稜線からは時折

芦浜湖と綺麗な弧を描くビーチを

見下ろすことができます。

唐人殺し峠から芦浜に降りる道には

立入禁止の看板もあり

不穏な空気を感じさせます。

さらに稜線を東へ向かい座佐の高へ。

このピークを北へ向うと入江が美しい

旧南島町古和浦漁港です。

杭は座佐の高の手前で右の尾根道へと続いています。

シダなどが背の高さ以上の藪を作っていて

足元が見えず手さぐり(足さぐり笑)で

大変な思いをして進み(途中あきらめかけました)。

それでも10分ほどで

歩きやすい尾根道に出て

やがて右折して海岸へ降りていきます。

(杭は尾根を直進?)

波の音が近づいてくると砂の丘が見え

越えると見事な弧を描く海岸線が現れます。

もしかしたら今頃ここには

いくつもの原発や建屋が並んでいて

そしてそれらを囲う10mを超える

巨大な堤防が湾を覆っていたかも…

んなことを考えながら昼食を済まし

西側の峠道に取り付きます。

引波がキツく泳ぐのは諦めました(笑)

気になっていた芦浜湖の水は

しょっぱくなかったです。

キャンプ設営や焚き火跡が有るので

時折訪れる人がいるようです。

20分ほどで唐人殺し峠と同じ

大きな立入禁止の看板がある芦浜峠に到着。

この稜線にも中部電力のコンクリ杭があり

道は左に折れますが杭は北へ。

どうやら前姫越への尾根筋が境界となっているようです。

ここから錦漁港まで約40分。

海岸沿いをトラバースしながら進み

中学校の裏へ出ました。

炎天下の中

漁港を散策して駐車場へリターンです。

 

姫越山から芦浜へ



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