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Más vale prevenir que lamentar.

早咲き桜が満開の御浜町登山 〜高チラ山・鷲ノ巣山・鵯山〜

2023年03月01日 | 三重の百山に登ってみます。

強い寒気が流れ込み雪がちらつく伊勢平野を南下。

志摩半島を縦断して紀伊長島を過ぎ相賀駅が近づくと

暖かい日差しが車内に差し込んできました。

10時快晴の紀州・熊野市駅に到着。

バスは1時間半後。観光案内所に立ち寄ると

電動補助付自転車のレンタルがあり一日1000千円。

往復のバス代より安い!!

往復で30kmぐらいあるのでしんどいかな?

しばし悩みましたが

あと1時間以上バスを待つのもなんだかなー…

レンタルしてコンビニでお昼を買って出発。


予定より早く登山口に着きそうなので一族山から変更。

より時間がかかりそうな鷲ノ巣に登ることにしました。


高千良バス停に自転車を置いて歩きだすと大きめの売店があり

お願いしてみると自転車を置かせてもらえるとのこと。

無人のバス停に置きっぱなしはチョイト不安だったので助かりました。


早咲きの熊野桜の咲く道を登っていくと

鷲ノ巣登山口の案内版。

やがて未舗装となる林道を上がって行きます。

地図と違ってえらい右に

曲がってるなと地図を確認すると

丁度林道から登山道に入る場所。

上着を脱いでひたすら登っていきます。


杉の植林帯からやがてシダの道に。

半時間ほど頑張るとおーきな石碑が見えてきました。

なんと神武天皇遥拝標とあります。

遥拝所というのは神社などでよく見ますが

「標」というのは初見。

これを目標にして拝むのだから同じコトでしょうか。

それにしてもこんな山中に…

その昔、祠でもあった場所なのでしょうか。

建立年は昭和15年。

あの紀元2600年で日本中が盛り上がっちゃった年ですね。


ここから尾根筋を行き高チラ山頂へ。

もう12時を回っていたのでここでお昼。

今日はいつものシリアルでは無く

お弁当を買ってきたので上着を羽織ってしばし休息。

眺望はよくありませんが

木々の間から熊野灘が見えます。


コルへ下りて次のピーク・鷲ノ巣山へ向かいます。

すると目の前に巨岩がそびえ立っています。

北側から回り込むと

南〜西の眺望が絶景〜

今日行くはずだった一族山が良く見えます。

さらに進むと急坂の手前に案内版。

左手に行くとその次の目的地(ひよ山)と

思われる場所が書いてあります。

今日はピストンなので鷲ノ巣は帰りに

寄ったらいいかと左手に行ったのが大失敗。

やがて踏み跡は薄くなり

バリエーションルートとなってしまいました。

高度を下げないように慎重に

トラバースしていくと前方に絶壁!!

 

回り込んで絶壁の上を行こうと

急勾配の斜面をよじ登りますが

絶壁の上部もなかなかのもの。

休憩し地図を見ながらルートを検討。

仕方なく別のルートを探し

鷲ノ巣山の西方の稜線に出ました。

 

やはり楽そうだからと地図に乗ってない

ルートを選ぶのはダメですね~。反省。


稜線に上がると風の通り道。

冷たい北風が吹き抜けています。

さすがに寒い!!上着を来て西へ。

岩ゴロゴロの稜線を降りると

前方にお碗を伏せたような鵯山。

最後は緩い坂を登って山頂。展望はなし。

Uターンして鷲ノ巣山へ。

ヤセ尾根からチラホラ北方向の山並みが見えます。

左から回り込むと意外とあっさり山頂。

表示は鈴なり。「山は海の恋人」

という謎の標語?のある大きめ木杭もあります。


尾根筋を間違えないように右折。

ガンガン降りて行きます。

尾根筋を左に行くと例の標識。

皆に知らせたいとヤマップに

書き込んでたらルートを間違い。

もう一度標識のとこに戻って下山。

高チラ山は山頂を避けてトラバース。

神武天皇遥拝標で登ったときの道と合流しました。

あとは迷うことなく(笑)

国道沿いの売店に到着です。


帰りも15kmのサイクリング頑張りました~

早咲きの河津桜が満開。

高チラ山です。

妙見山の麓にある大木。

前回寄れなかったので。

居合わせた津からのお仲間と

しばし登山情報交換。

17:10熊野市駅に到着。

駅にはこんなに素適なメッセージ。

南紀8号で四日市まで帰りました。



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