こどもたちの未来へ  

Más vale prevenir que lamentar.

尾張富士→明治村→本宮山へ +信貴山・相澤山・楽田山

2023年02月28日 | 登山って楽しい~

午後に名古屋で友人と待ち合わせってことで

午前中に行けそうな山を探してみました。

名前が気になる尾張富士と

その周辺の山々を回ろうと

名鉄の羽黒駅に7:17到着。

冷え込んだ空気の中を東へ。

大宮浅間神社から

大きな石がゴロゴロの斜面を登っていきます。

両側には石碑?がズラリ。

みな「献石」と書いてあります。

「いしあげ」と読むそうで

この神社で毎年8月に行われる石上げ祭に因むようです。

この祭りの由来は

その昔

尾張冨士のお山が隣の本宮山との

「背くらべ」に負けたため

尾張冨士のご祭神は

村人に石を山頂に担ぎ上げ

山を高くすることを命じました。

そして石を積み上げた村人には願いを叶え

幸せになるよう神徳を与えたそうです。

それ以来

老若男女が家族やグループで

大小さまざまな石を山頂に

担ぎ上げるようになったそうです。

祭りの日だけではなく

神社の境内には願い事によって

それぞれの色にカラーリングされた石が

200円で購入でき

誰もが何時でも山頂へ運べます。

登山道の献石には「熊本地震復興祈願」

とか「沖縄復帰」とかの

文字が刻まれていて

読みながら高度を上げると

あっという間に山頂への階段です。

トントーンと上がると奥宮。

先程の色とりどりの石が積み上げられています。

1mほど高くなったでしょうか。

年配の男性が多く集まっています。

どうやら常連さん。

自治会の寄り合いの雰囲気です。

「毎日ナゴヤドーム見にくるんや~」とか

「あんた・・・・の在所の人やろ」とか聞こえてきます。

眺望はあまり良くありませんが

それなりに楽しめます。

反対側に下り明治村へ。

開館前でひっそり。

入鹿池へと歩を進めると

なんと無数のボートが浮かんでいます。

聞くとワカサギ釣とのこと。

色とりどりのボートがプカプカ。

壮観です。歴史のある灌漑用の溜池で

大きな石碑がいくつも立ち並んでいます。

愛知用水の脇から再び登山道へ。

シダが生い茂る道を

20分ほど登ると

かわいいお地蔵さんたちがお出迎え。

間もなく本宮山頂です。

大きな祠が見えてきました。

そして隣には一等三角点。

濃尾平野の景色も抜群で

高層ビル街も良く見えます。

地元のある御方と少し話をしました。

となりの白山もなかなか良いお山らしいです。

階段を降りていくと

「小牧教会」の祠?

岩の上から良い景色です。

さらに降りて鳥居をくぐると

林道に出てすぐ分岐点。

信貴山へ寄り道。

朱塗りの塔が素晴らしい。

本堂からの景色もなかなかです。

分岐点に戻り

南側から回りこんで

急坂を登り相澤山へ。

北側に降りると祠があります。

さらに下り鳥居を潜ると大縣神社。

溜池越しの本宮山が綺麗です。

梅まつりで賑わってました。

露天も出ていて

むすひ池や姫石

真霊の滝?

などの見どころもあります。

続いて老人ホームの上から入り

溜池の堰堤を横切って登山道へ。

ここは中部電力の送電線保守道となっていて

おなじみの黒いプラスチック製階段。

ふたつ尾根を越えて谷に下ると白梅の木。

こちらもほころび始め可憐な花が咲いていました。

他にも青や黄色の花がチラホラ。

春はもうそこ。

温州みかん畑を通り抜け登山道ヘ。

左手の濃尾平野の向うには養老山地。

そして真っ白な御池岳の姿も見えます。

10分ほどで山頂です。

なだらかなので山頂表示に気付かず通り過ぎそう。

展望はありませんが

下るとき右手の木々の間から

尾張富士や本宮山の姿を見ることができます。

一気に下ると白い大きな建物の裏に出ます。

フェンス沿いに行くと溜池が現れ

川沿いの道へ。

桜並木に沿って西へ下ると羽黒駅です。

駅の周りにある看板など。

興味深かったです。

明日は熊野市からの山行です^^

 



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