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マラソンを始めた3年前に走りたくて申し込んだら
定員オーバーでエントリーできず
昨年一昨年はコロナ禍で中止。
ようやく念願かなって走ることができました。
10月16日日曜日。7時半に会場到着。
三滝川にかかる橋を渡ると
上流に鈴鹿山脈。
雲母峰・鎌ヶ岳・御在所岳・国見岳が望めます。
係員の誘導に従って受け付けへ。
皆さん挨拶してくれて気持ちいいですね。
信号待ちの際は話をしてくれた消防士の方も。
手の消毒と検温を済ませ
直近2週間の体温を記入した健康管理表を提出して入場。
受け付けはありません。
事前に郵送でゼッケンと測定チップは配布済みです。
さっそくTシャツを購入しました。
これを着て走ることにします。
もうかなりの来場者。
スタッフやボランティアも目立ちます。
菰野の人達の熱意が伝わてきますね。
いやこれすごいですね。
ここで多くのランナーが記念撮影していました。
ゴール地点では
知り合いのアールビーズスタッフが測定準備。
三重県内のレースの多くに
携わっているそうです。
役場の玄関前では
三重DBGランナーズのスタッフとバッタリ。
10キロを走るとのことで、しばし歓談。
気温が随分上がってきました。
暑くなりそうですね~
準備運動はゲストの「オレンジ田中」さん
北海道のウルトラマラソンで優勝された
凄い吉本芸人なんですね。驚きました。
貴重品もOKの荷物預かり。
500円と有料ですが助かります。
できるだけこの方についていきたい。
2時間のペーサーは28時間マラソンの
名物長距離アスリートの方。
この方より先にゴールは必須ですね。
ランナー以外の人も多い!!
ジェルを2つ摂取。
トイレには3回行って準備完了。
9時15分。スタート地点に向かいます。
2時間以内のプラカードの場所に
なんとか割り込んでスタンバイ。
西尾マラソンでみぞれまじりの雨の中を走り
体調が悪くなり失速。
スピード勝負のロードには向いていないと悟り
それ以来トレイルのレースばかり走ってきましたが
8月にみえ松阪マラソンでの伴走を依頼され
12月18日にフルを走る盲ろうランナーの
前半ハーフを担当することになりました。
盲ろうランナーの目標はサブ4(4時間以内)
でのフルマラソン完走。
なのでハーフは2時間以内ですね。
自分がメーいっぱいではサポートできないので
1時間50分ぐらいで走れるようになって
かつ言葉以外でコミュニケーション
できる技術を身につけなければなりません。
とりあえずハーフの大会3つにエントリー
今日が一発目。で、ハーフの大会は2月以来。
久しぶりなのでどれぐらいの時間で走れるのか?
目標は2時間以内。
できれば1時間50分を目指したい。
不安はありますが体調は万全。
調子がよければ自己ベスト(1時間43分59秒)の更新もできるかな?
100m超のアップダウンのあるコース。
高低差を見ると中間地点あたりに
ツンと尖がった山のような所があります。
そこをどう乗り切るかが最大のポイントですね。
それ以外もアップダウンのあるコースとなってて厳しいコース。
粘りず強く失速しないように走りたいです。
9時30分スタート!!
号砲が鳴りますがスタート地点まで
30秒ぐらいかかりました。
自分のペースで走れるようになるまで
数百メートルかかりましたが
ゆっくり目にレースに入れて良かったかも。
高速道路の下をくぐるあたりで
2時間のペーサーを見つけました。
この人の前を走り続けなければいけません。
追い越して前へ。
2時間だと1キロあたり5分40秒のペースでOKですが
1時間50分だと5分10秒ぐらいとなります。
登り坂が始まる8キロあたりまでは
少し早めのキロ5分ぐらいを目標に走りました。
序盤2キロから3キロあたりの上りで
脚を使い少しきつかったのがのちのち響きました。
スタート時の遅れを取り戻したいと
4~5キロあたりの下りでスピードをあげますが
もういっぱいいっぱいでしたね~
しかも前半は日差しが強くて暑かったですね〜
給水やかぶり水しながらしのいで
走っていると登山でつながった方を発見!!
声をかけると写真を撮ってくれました。
嬉しいーーーパワーもらって
なんとか8キロ地点まで40分12秒。
目標のキロ5分のペースを維持できました。
いよいよこの後2キロ続く上り坂です。
思っていたより長くて勾配がきつい~
沿道の温かい応援に勇気づけられますが
徐々にペースを落としてしまいます。
自己ベストを出すには
キロ5分を数秒切るペースで
ゴールまで走り続ける必要がありますが・・・
もう3分30秒もロスしてしまい
弱点をさらけ出してしまうことになってしまいました。
ここで自己記録更新はあきらめ
1時間50分を目指すことに切り替え坂の頂上へ。
すると聞き覚えのあるスーザホンの音色。
28時間マラソンの大先輩の応援です。
これは数年前に写真コンテストで
優秀賞に選ばれた作品なんですが
これを担いでハーフ2時間を切るという
偉業を達成されたんです。すごい。
またパワーをもらい後半戦へ。
下りを懸命に駆け12~13キロは4分/㌔台を記録。
1時間50分を切れないかと頑張りました。
ここでアプリが誤作動しレース終了のお知らせ涙
走りながら操作するも復活せず
この後どれぐらいのペースで
走っているのか分からなくなってしまいました。
持参していたゼリーを摂取しますが効果なく
その後のアップダウンのあるコースで
なかなかペースが上がらず息も絶え絶え。
右臀部にはハリが出てきて
上りのペースが落ち気味。
先週のトレイル?それとも昨日の登山の疲れか?
かなりばててきたので熱中症にならないようにと
給水所でスポーツドリンクをしっかり飲み
水を背中にかけてクールダウン。
すると松阪マラソンもりあげ隊のメンバーが
猛スピードで私の横をすり抜けていきビックリ!
俺もしっかり走んなきゃと思わせる姿でした。
またまたパワーを貰い
18キロ地点すぎからの下り坂は
ペースを取り戻してしっかり走り
数人のランナーを抜き去りながら前へ前へ。
後で計算すると
アプリで記録できなかった
最後の5.41kmは平均5分20秒/㌔。
脚がいっぱいいっぱいだったのに
良く走れていたと思います。
きっとたくさんの応援のお蔭ですね。
スタート地点を右に折れると
ゴールが見えてきました。
ラストスパートでフィニッシュ!
1時間52分01秒でした。
号砲からスタート地点まで35秒かかっていたということで
ネットタイムは1時間51分26秒
1時間50分を切る事はできませんでした。
後半5分/㌔でいけてればという思いはありますが
これが今の実力です。
会場にあった撮影ボードです。
順番を待って前に並んでいた方に撮ってもらい
健闘を讃えあいました。
ありました!!
下から2番目。
ジョイマンのコントを見て
会場をあとにしました。
次の大会は1か月後のハーフ。
その時に1時間50分で走れるよう練習します。
2週間後にはDBGランナーズの練習会があるので
もっと盲ろうランナーが安心して走れるように頑張ってみます。
おもてなしチケットで餃子と生ビール。
焼肉皿もいただきました。
走った後は格別です。
沿道の温かい応援はホントにありがたかったですね。
スッタフやボラの皆さんの
ホスピタリティも素晴らしく感謝です。
多くに方にも出会えて楽しかったー
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