スポーツジムに通うようになって、自分のからだや心のことを、これまで以上に、より客観的に眺めるようになったような気がします。
固くなっている関節周りをほぐすようにまわす。
ストレッチをして、伸ばしている筋肉を意識する。
マシンで負荷をかけながら筋肉を収縮・弛緩させる。
運動中の自分の心拍数を確認する。
そんなことをしていると、このからだそのものは、私を私たらしめている魂(たましい)が乗っかっている車のようなものなのだなあと思うのです。
長年使ってきたせいで、ガタがきているところも当然あります。
手術して修理したところもあります。
油を差したり、適度に動かしたりして錆びつかないように、日頃から丁寧にメンテナンスをしながら大切に使って、長持ちさせなくちゃいけないなあと、つくづく思うようになりました。
ワクチン接種の際、肘や手首がカサカサになって、掻き壊して血が出ている子がいました。
アトピーがあるのでしょう。
保湿剤を塗っているかどうか訊いたところ、「お医者さんに出してもらっているけど、自分では塗らないんです・・・」とお母さん。
皮膚が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下して、外からの細菌やアレルギー物質が体に入りやすくなって、感染症やアレルギーの原因になります。
お母様は子供の自立性を大切にしているのかもしれませんが、ならば、お子さんが自分でできるようになるまで、じょうずに指導してあげなくてはいけません。
子供の頃から、自分の体を大切にすることを教えてあげることは、幸せな人生を送るために、とても重要なことだと思います。