子供たちも、コロナワクチンのブースター接種をし始めています。
副反応は全般的に大人よりも軽いようで、みんな嫌がらずに注射を受けています。
けれども、中には親御さんの後からのろのろと、うなだれながら診察室に入ってくる子もいて、そういう子のことは気になります。
「元気ないけど、どうしたの?朝ごはん食べてきた?」と尋ねると、食べていないと言います。
小学6年生の男の子です。
「睡眠時間を減らされた···」
もっと寝ていたかったのに、ワクチンに行かなくちゃいけないからと、お母さんに起こされたというのです。
聞けば案の定、夜遅くまでゲームをやっていたそうです。
「睡眠時間が減ってしまったのは、ゲームをやっていたからだよね?ワクチンのせいでも、お母さんのせいでもないよね。」
彼も、納得顔で苦笑い。
ゲームとの上手な付き合い方を身につけて、健やかに成長してほしいです。