寒くなってきたので、朝起きた時はまず足と腰のストレッチをしています。
昨日、いつものようにジムに行ったら、「今のお仕事をやめたら、何のお仕事したいんですか?」と、トレーナーさんたちに笑顔で尋ねられました。
同じスポーツジムに通っている同僚に、「今の仕事を引退したら、ジムのトレーナーになろうかな・・・」と冗談半分に言ったのが、さっそく伝わっていたのでした。
「ここのトレーナー(笑)」と答えたら、みなさんにとても喜んでいただき、楽しく筋トレができました。
人生100年時代とあちこちで言われるようになって、ますます健康志向が高まっている気がします。
特に、寝たきりを予防するためには、日々の運動がとても大切なことが様々な研究でわかってきました。
でもこの世の中、運動が好きな人ばかりではないですよね。
私も学校のクラブ活動はずっと文化系でしたから、自ら運動する習慣はまったくありませんでした。
けれども必要に迫られて運動をしてみると、精神的にも良い影響があることが実感されて、いまではジム通いがすっかり習慣になりました。
スポーツウェアに着替え、シューズも履き替えて、いざ運動・・・となると面倒に感じるというのもわかります。
仕事帰りにちょこっと運動できるジムが巷で流行り始めているのは、そういうわずらわしさがないからなのかもしれません。
それでも、ジムに出かけるのが億劫という人のために、耳寄りな研究結果が発表されています。
筋トレの効果は、最低でも、1日3秒、週3日行えば得られるというのです。
研究では、ダンベルを持った腕をゆっくりおろすといった動作を1日3秒行うのを、週2日群と週3日群で比較したところ、4週間後の調査では、週3日行った群で、腕の筋力変化に有意差があったというのです。
日数を増やせば、より効果が得られやすいことも示されています。
ただし、研究対象は大学生でしたので、若い人と年配の人とでは効果に差があるかもしれません。
でも、その程度なら歯を磨きながらや、朝のメールチェック時などでも、できそうだな、という気持ちになりますね。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/sms.14138