きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

喫煙防止教室

2021年07月15日 | 喫煙防止教育
昨日、岩舟中学校の1年生にリモートで喫煙防止教室を行いました。
彼らが小学生だった時にも、授業をしました。

いまだコロナ禍にある今回は学校へは伺わず、あらかじめ作成したクイズ形式の音声付きスライドショーを、体育館に集まった生徒たちに視聴してもらい、そのあと、Zoomで生徒たちの質問に答えるという形で行いました。

数年前、初めてこの学校へ行って授業を行ったときは、やんちゃで落ち着きのない生徒が目立ち、全体的に荒れた雰囲気が感じられ、残念な気持ちになったことを覚えています。

その後、小中学校の養護教諭の先生方と協力して、地域一丸となって喫煙防止教育に取り組むようになりました。

昨年は養護教諭の先生にお任せせざるを得ない状況でしたが、今年はリモート・ハイブリッドでの実施をする方向で、春から準備を進めてきました。

スライドショー視聴中はリモートで生徒たちの様子を参観。
喫煙に関するクイズはぜんぶで11問で、答えと解説を編集したスライドショーは23分間になりました。
クイズの正解率は簡単すぎず、難しすぎずの、ちょうどいい内容だったようです。
生徒たちはみな、ずっとお行儀よく、時々驚いたり苦笑したりしながら楽しんでくれている様子がわかりました。

その後、保健委員会の生徒たちの司会進行で、「先生へ質問」のコーナーへ。
数人の質問に答えました。

質問はみな、喫煙している家族のことだったり、家庭内受動喫煙についてでした。
これは私にとって驚きでした。
子供たちを取り巻いている環境がいまだにタバコの煙にさらされていることはとても心配ですが、子供たちの成長が感じられた時間でもありました。

なにより、リモートとはいえ、直接子供たちと話ができたことは、とてもハッピーなことでした!
デスク上にセッティングしておいたスマホで撮影した自分の笑顔を改めて見ながら、つくづく、これからも続けていきたいなと思いました。
生徒からも、「これからも喫煙防止教室を続けてください」と言ってもらい、とても勇気をもらいました。

授業再開に尽力いただいた先生方、どうもありがとうございました!
今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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