パソコンで「じどり」と入力したら、「地鶏」と変換されました。
でも話し言葉では「自撮り」と理解される場合のほうが断然多い気がします。
子供の頃、テープレコーダーに録音した自分の声を聞いて、いつも聞いている自分の声とは大違いなので、びっくりした記憶があります。
でも今は、スマホで誰でも簡単に動画が撮れるような時代です。
私はまだあまり慣れませんが、子供や若い人たちは、動画の中の自分の姿や声を、何の違和感もなく受け入れているのでしょうね。
先日、小学校の先生とリモートで、喫煙防止教室の打ち合わせをしました。
子供達には学校からタブレットが各自に配布されているそうで、授業で徐々に活用され始めているようです。
先生方には、ITを使いこなすという新たな課題が求められており、大変なご苦労があるとは思いますが・・・
コロナ禍で合唱ができなくなってしまっています。
先日テレビで、6年生だけによる卒業式の校歌斉唱の際、「心の中で歌いましょう」と、CD演奏が体育館に響き渡っている様子を見たときは、涙が出てきました。
授業の打ち合わせをした学校の最近の音楽の授業では、タブレット端末が有効利用されているというお話を聞きました。
歌やリコーダーのテストの際に、児童それぞれが自分の演奏動画を撮り、提出しているのだそうです。
子供達は、自分が納得できる演奏が撮れるまで繰り返しトライできるし、採点する側の先生にとっても、児童たちひとりひとりの演奏をチェックしやすいので、好評だということです。
これには、なるほど、と思いました。
昨今は、有名なコンクールでも、動画予選が行われているそうですからね。
自分を客観的に見るということは、案外難しいものです。
現実を直視することが自分にとって辛いということも、よくありますから。
でも上手にツールを使えば、自分磨きに役立てられるかもしれません。